東芝ライフスタイルは7月12日、瞬間式温水洗浄便座の新モデルとして、リモコン式の「SCS-SRM7000」と手元操作式の「SCS-SCK7000」を発表した。いずれも発売は8月中旬を予定し、価格はオープン、推定市場価格(工事費別)はSCS-SRM7000が49,500円前後。SCS-SCK7000が38,500円前後。本体カラーはパステルアイボリー。

  • リモコン式「SCS-SRM7000」

  • 手元操作式「SCS-SCK7000」

SCS-SRM7000およびSCS-SCK7000は、便座や本体にほこりが付きにくく、段差がなくて掃除しやすいフルカバー便座&スムーズデザインを採用。便座は抗菌仕様で雑菌の繁殖を抑える。ステンレスノズルは傷が付きにくく、ボタンを押すと自動でノズルが伸びたままとなるので、ブラシや雑巾でお手入れしやすい。

新たに高効率なセラミックヒーターユニットを採用し、温水洗浄するときだけすばやく温める。常に水を温めておく必要がなく、省電力性も向上している。温水温度は一定で、冬場などの水温が低い時期でもお湯切れの心配がない。

  • SCS-SRM7000は「プレケアミスト」機能を搭載。あらかじめ便器内にミストを噴射して濡らし、汚れが付きにくくする

  • SCS-SRM7000のリモコン

東芝独自のエアポンプを内蔵。水流に空気の泡を混ぜて噴射する「エアインすっきり水流」によって、泡の弾ける力を利用しながら、使用水量を抑えて肌に優しくおしりの汚れを洗える。洗浄の強さは4段階。

  • 気泡を混ぜた水流を噴き上げてやさしく洗う「エアインすっきり水流」

リモコン式SCS-SRM7000のおもな仕様は、本体サイズ・重さがW425×D530×150mm・約4.6kg、定格消費電力が1,250W(電気温水器:1,200W、電気便座:50W)、年間消費電力量が84kWh/年(タイマー節電機能を使用しない場合は120kWh/年)。

着座スイッチによる着座検知に対応し、洗浄水流量はおしりが約430~520ml/分、ビデが約400~490ml/分、水勢調節はおしり・ビデ各4段階、温度調節は3段階調節(約34~42℃)およびヒーター「切」。暖房便座装置は3段階調節(約33~39℃)およびヒーター「切」。

脱臭装置は脱臭フィルターが触媒脱臭、脱臭風量が約0.11平方メートル/分。タイマー節電はモード1、モード2(9、8、7、6、5時間タイマー節電)。ワイヤレスリモコンの電源は単4形乾電池×3本。

SCS-SCK7000は、本体サイズと重さ、付属のワイヤレスリモコン以外はSCS-SRM7000と共通。本体サイズと重さはW456×D530×150mm・約4.8kg。