東芝ライフスタイルは7月5日、過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム」シリーズの中級モデル「ER-WD80」と、角皿式スチームオーブンレンジ「ER-WD70」を発表した。発売時期は2021年9月上旬。価格はオープンで、店頭想定価格はER-WD80が66,000円前後、ER-WD70が55,000円前後。

※2021年8月16日追記:
発売時期が9月上旬から10月上旬へと延期された。理由は開発上の都合とのこと。

  • 「石窯ドーム」シリーズの中級モデルとして、過熱水蒸気オーブンレンジ「ER-WD80」および角皿式スチームオーブンレンジ「ER-WD70」が9月に発売

    「石窯ドーム」シリーズの中級モデルとして、過熱水蒸気オーブンレンジ「ER-WD80」(左)および角皿式スチームオーブンレンジ「ER-WD70」(中・右)が9月に発売

両モデルとも近年のユーザーのニーズを反映し、手入れのしやすさやと使いやすさを向上。ヒーターの露出をなくしたフラットな天井と丸みを帯びた四隅の形状で、拭き掃除がしやすい庫内となった。加えて、庫内に撥水・撥油性のセラミックコーティング(庫内よごれプロテクト)を施し、汚れの付着を軽減。スチームで汚れを浮かせて落としやすくする「手間なしお手入れ」コースも自動メニューとして搭載する(ER-WD80のみ)。

  • 掃除をしやすい庫内設計

    掃除をしやすい庫内設計

操作パネルは、本体扉の下部から本体扉の横に移動。「操作パネルが本体扉の下部にあると、かがんで操作しなくてはいけないので使いにくい」とのユーザーの声を反映した。操作パネルが隠れないようにハンドルをカーブさせ、時間設定やメニュー選択を簡単にできるダイヤルと、文字が発光するバックライト液晶で操作性を高めた。

  • 操作パネルの位置を本体扉横にしたことで、かがまず操作できる

    操作パネルの位置を本体扉横にしたことで、かがまず操作できる

レンジ用赤外線センサーを、従来の側面配置から上面に変更。容器の影響を受けにくく、しっかりと検知できるようになった。また、グリルのワット数を従来機種の800Wから1100Wとしたことで、魚などを高温でパリッと焼き上げられる。

  • 電子レンジのセンサーを上面に設置したことでより正確な検知が可能に

    電子レンジのセンサーを上面に設置したことでより正確な検知が可能に

角皿の形状をリニューアル。溝をつけて余分な油脂分を周囲に流れやすくし、食品を置く位置は容器が傾かないようフラットにした。肉や魚をヘルシーに焼き上げられ、容器が傾かないので、プリンやマフィンなどの出来上がりもきれいになるという。ER-WD80のみの機能として、簡単に調理できる和食レシピを6件追加した。

ER-WD80・ER-WD70ともに本体サイズは幅480×奥行き390×高さ350mm、重さは約17Kg。電子レンジ出力は1,000W/600W・500W/200W・100W相当(1,000Wは最大3分)。オーブンの消費電力は1,350Wで、オーブンの温度設定範囲は100~250度。発酵モード時は30/35/40/45℃。ER-WD80のみ、過熱水蒸気利用時は100~250℃。本体カラーは、ER-WD80がブラック、ER-WD70はブラック/ホワイトの2色。