パナソニックは5月26日、マイクロフォーサーズ規格を採用したミラーレスカメラ「LUMIX GH6」の開発を発表した。動画撮影をこなすプロのビデオグラファーに向けた、次世代のフラッグシップに位置づけられる高性能モデル。今回公開された情報は少ないが、新開発のイメージセンサーと次世代の画像処理エンジンを搭載してプラットフォームを一新し、動画の撮影性能を高めた。動画撮影はC4K/60p 4:2:2 10bitの時間無制限記録に対応したほか、4K/120p 10bit HFR/VFRの撮影にも対応する。8K動画撮影には対応しない。詳細などを含めた本発表、発売ともに2021年内を予定する。価格は20万円台後半を目指す。
今回は開発発表のため、公開された情報はかなり限られている。写真も、ロゴやダイヤルの存在が分かる程度の前面カット1枚のみが公開された。おもな発表のポイントは以下の通り。
- 「さらなる高機能を求めるビデオグラファーに向けたハイエンドモデル」という位置づけ(手軽さや利便性の高さよりも、画質や機能を重視)
- 次世代のエンジンと新開発のイメージセンサーを搭載し、プラットフォームを一新(画素数などの詳細は公開されず)
- 動画撮影はC4K/60p 4:2:2 10bit(時間無制限記録)、4K/120p 10bit HFR/VFR、5.7K/60p10bitの撮影に対応
- 8K動画撮影機能は搭載せず
- ボディは一部が見える写真のみを公開、本体サイズや縦位置グリップ一体型かどうかは不明
- 本発表、発売ともに2021年内を目指して開発中。今後、情報は小出しにせず、本発表までのお楽しみとのこと
- ボディの価格は20万円台後半を目指す