象印マホービンは5月17日、高級炊飯器「圧力IH炊飯ジャー“炎舞炊き”」の新モデルとして、5.5合炊きのNW-LB10型と、1升炊きのNW-LB18型を発表した。6月21日に発売し、価格はオープン、推定市場価格はが145,000円前後、NW-LB18型が152,000円前後。本体カラーは濃墨(こずみ)、絹白(きぬしろ)の2色。

  • 濃墨(こずみ)

  • 絹白(きぬしろ)

  • 圧力IH炊飯ジャー“炎舞炊き”(5.5合炊きのNW-LB10型)

炎舞炊きは釜の下に複数のIHヒーターを配置し、それぞれで熱を加減することで、かまどの炎のゆらぎを再現。釜の内部で激しく複雑な対流を起こしてごはんを炊くことによって、お米の甘みを引き出し、ふっくら弾力あるごはんに仕上げる。

今回の新モデルでは、IHヒーターを6つのブロックに分けて、対角線上に位置する2つのIHヒーターを同時に加熱。対角線上のIHヒーターは3つの組み合わせとなるため、それぞれをローテーションさせつつ独立制御する。従来モデルと比べて、釜の内部により激しい対流を発生させ、合わせて沸騰工程の集中加熱時間を見直したことで、お米の甘み成分のひとつである還元糖を一層引き出す。

  • 炎舞炊きシリーズにおけるIHヒーターの進化

また、付属の「立つしゃもじ」と、本体の外ぶたを開けるときに押すボタンに、抗菌効果を持つ銀イオン(Ag+)を配合している。

そのほかの特徴は従来モデルを引き継ぐ。本体の操作パネルからごはんの味をアンケート形式で入力すると、水の量を変えずに炊き具合を微調整して好みの味に進化していく「我が家炊き」メニューがおもしろい。全7通りの食感を試せる「炊き分け圧力」、麦ごはんをおいしく炊く「麦ごはん(ふつう・もちもち)」メニュー、水分の蒸発を抑えておいしく保温する「極め保温」、温かいごはんが好きな人向けの「(温度)高め保温」といった機能を備える。

本体サイズと重さは、5.5合炊きのNW-LB10型が約幅27.5×奥行き35×高さ23.5cm・約8.5kg、1升炊きのNW-LB18型が約幅31×奥行き37.5×高さ26.5cm・約10kg。