富士フイルムは4月15日、同社のミラーレスデジタルカメラ「Xシリーズ」用交換レンズ「XFレンズ」に「フジノンレンズ XF18mmF1.4 R LM WR」を追加し、5月27日に発売することを発表した。価格は144,100円。

  • フジノンレンズ XF18mmF1.4 R LM WR

    フジノンレンズ XF18mmF1.4 R LM WR

広角18mm(35mm判換算で27mm相当)の焦点距離をいかした自然な遠近感のある風景撮影や、被写体にフォーカスしつつ背景を大きく取り入れたスナップ撮影に向く。最短撮影距離は約11cmで、卓上の料理のクローズアップにも重宝する。リニアモーター駆動のインナーフォーカス方式によって、最短約0.04秒の静音かつ高速・高精度なAFを実現した。

非球面レンズ3枚とEDレンズ1枚を含む9群15枚のレンズ構成は、高い解像性能を発揮。大口径レンズの搭載などにより開放F値1.4の明るさを備え、夜景撮影などでも手ブレやノイズを抑えて撮影できる。質量370g/長さ75.6mmとコンパクトな設計で、携帯性も高い。

検出精度の高いフォーカスリング、オートポジションロックの搭載により、撮影時のユーザビリティにも配慮した。レンズ本体は鏡筒の8カ所にシーリングを施した防塵・防滴・耐低温(マイナス10度)構造。アクセサリーとして、専用レンズフード「LH-XF18」(11,000円)も発売される。