Microsoftは、Xbox Series X|SやXbox One、Windows 10デバイスで使える立体音響対応の「Xboxワイヤレスヘッドセット」を3月16日に発売した。直販価格は10,978円。

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    Xboxワイヤレスヘッドセット

40mm径のドライバーを搭載し、合成紙製の振動板とネオジウム磁石を採用。従来のXboxヘッドセットから音質を強化し、細部までチューニング。ロスレス(無損失)オーディオを低遅延、かつ鮮明な高音質で楽しめるとする。再生周波数帯域は20Hz~20kHz。インピーダンスは32Ω。

対応する複数のデバイスと同時接続ができ、モバイルデバイスなどとはBluetoothで接続する。対応コーデックはSBCのみ。Xboxコンソール機とは、Xboxワイヤレスコントローラーなどで採用されている、Xboxワイヤレステクノロジで接続する。

Windows SonicやDolby Atmos、DTS Headphone:Xといった立体音響技術に対応し、「敵チームのプレイヤーの足音、銃声などの繊細かつ重要な音を、サラウンドオーディオならではの音像定位によって把握し、正確に対応するための力を手に入れることができる」という。

ブーム付きのデュアルビームフォーミングマイクを備え、プレイヤーの声を正確に拾えるようにしたという。また、発話による音と周囲の生活音を区別し、ユーザーが発話していない間は自動ミュート機能が作動し、マイクからの音声の入力を自動的にシャットアウト。ミュートボタンも備え、プライベートな会話などは手動でミュートできる。マイクのオン/オフを光の点灯状態で見分けられるインジケーターも装備する。

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重さは312g。デザインや装着時の快適性にもこだわり、軽量で疲れにくいように設計したという。金属製のヘッドバンドやPUレザーを採用したほか、耳まわりの圧力を均等に分散する柔らかいイヤーパッドも装備。また、左右のイヤーカップのダイヤルリングを回して、ゲーム音声とボイスチャット音声の音量バランスを変更できる。

Xboxコンソール機やWindows 10デバイスに搭載されている「Xbox Accessories」アプリを使うと、カスタムイコライザの設定や、低音ブースト、自動ミュートの感度、自動ミュートの感度、ミュートライトの明るさなど、細かな調整が行える。

1回の充電で最大15時間使用できるバッテリーを搭載。急速充電にも対応し、30分の充電で約4時間使用できる。ヘッドセットを使用していないときは約3時間で充電が完了する。充電用USB-Cケーブルが付属する。