アスクは3月10日、レノボ・ジャパンが販売する「ThinkStation P620」に、プロフェッショナル用グラフィックボード「NVIDIA RTX A6000」を組み込んだワークステーションPCの販売を開始した。メモリとストレージは必要に応じて変更できるBTOに対応しており、価格や納期は専用フォームで見積もりを受け付ける。

  • LenovoのワークステーションにNVIDIA RTX A6000を搭載

CPUに32コア64スレッドのAMD Ryzen Threadripper PRO 3975WXを搭載し、GPUにAmpereアーキテクチャを採用するNVIDIA RTX A6000を搭載したワークステーションPC。メモリは16GB~128GBまで搭載でき、ストレージには最大8TBのM.2 NVMe SSDを搭載できる。

ベースとなるLenovoのThinkStation P620は、同CPUを搭載するワークステーションとして世界初、かつ唯一の製品。マルチスレッドアプリケーション向けにISV認定を受けており、シングルプロセッサシステムながら、デュアルCPUエクスペリエンスを提供するとしている。

OSにはUbuntu 20.04 TLS、CentOS 8.x、RedHat 8.xをインストールでき(要サブスクリプション)、Windows 10 Proとのデュアルブートも対応。導入後すぐにGPUコンピューティングを利用できるよう、NVIDIA Driver 460、CUDA 11.0、 Docker 18.06.1-c3、NVIDIA Docker 2.0.3 RAPIDS 0.16、Pytorch 20.12-py3、Caffe 20.03-py3、Caffe2 18.08-py3、TensorFlow 20.01-tf1-py3をインストールする。