薄型テレビを手がける東芝映像ソリューションは3月1日、社名(商号)を「TVS REGZA株式会社」に変更した。社名変更後も従来通り、“東芝テレビ”や“REGZA(レグザ)”などの商品ブランドは引き続き使用し、これまで販売してきた商品のサービス・サポートはTVS REGZAが提供する。

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    TVS REGZA株式会社のカンパニーロゴ

REGZAブランド15周年に合わせ、特設Webサイトを同日にオープン。同サイトを通じてさまざまな企画やキャンペーンを展開予定で、新たに「ジブン時間応援キャンペーン」と題し、ジブン時間を充実させる家電などが当たるTwitterキャンペーンを公式アカウント(@regza_official)で開始した。

4K液晶REGZA「Z740XS」シリーズの65/55V型の購入者が対象の1万円キャッシュバックキャンペーンも引き続き実施中だ。

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    REGZAブランドは2021年3月1日に誕生15周年を迎えた

商品ブランドが社名に。海外市場展開も視野に入れる

新社名「TVS REGZA」(英語表記:TVS REGZA Corporation)の「TVS」は、「Total Visual Solutions」の略称で、将来的に海外に再挑戦し、市場を拡げることを視野に入れたものだという。カンパニーロゴは、従来の「TOSHIBA」に代わり、東芝映像ソリューションが展開してきたテレビのブランド「REGZA」の文字を採用。また、公式サイトURLは「https://www.regza.com/」に変更している。テレビなどの商品には、今後も東芝ロゴをつけて展開する。

TVS REGZAの前身となる東芝映像ソリューションは、東芝ライフスタイルの映像事業移管に伴って2016年6月に発足し、レグザブランドのテレビやレコーダーのほか、業務用ディスプレイの開発や製造、販売、および修理・サポートなどを手掛けてきた。東芝映像ソリューションはその後、東芝から中国・ハイセンスグループへと譲渡されており、株主構成はハイセンスが95パーセント、東芝が5パーセントとなっている。今回の商号変更後も、この株式保有比率に変更はない。

レグザ15周年のメッセージ

お客様に卓越感、本質感、高質感という心の満足感を。

そんな想いから2006年に誕生したレグザは、たくさんのお客様に支えていただき 2021年に15周年を迎えることができました。

たゆまぬ努力で高画質、高音質を追求し、映像クリエイターからも支持されるリアリティある映像美。

独自開発の映像エンジンをはじめ培った技術をさらに磨き、AIやクラウドといった先端技術も積極的に取り入れ、心震わせる美しい映像や音、多彩な録画機能など、これからもレグザはお客様に感動体験をお届けし続けてまいります。

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