お笑いコンビ・EXITのりんたろー。と兼近大樹が2日、インターネットテレビ局・AbemaTVの報道番組『AbemaPrime』(毎週月~金曜21:00~23:00)に木曜MCとして初出演。りんたろー。は、新型コロナに対する意識の変化を告白した。

  • EXITのりんたろー。

番組では、国や自治体が新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、外出自粛を求めているものの、一部の若者がその要請に応じず、飲食店などに集まっている現状を受けて、どうすれば危機感を持ってもらうことができるのか、その方法や伝え方について議論。

りんたろー。は「僕も1週間前くらいまで軽視してて、対応が甘かったんで、今すごく反省してる。若者に対して僕がそこのギャップを埋めるじゃないですけど、発信していくことをしっかりしなきゃなと。だから今はもうタバコもやめてお酒もやめて、帰ったらお風呂に入って全部服も洗ってとか、まず率先してそういうことをやってこうっていう意識になってきた」と自身の変化を語った。

さらに、「僕の中で大きかったのは志村さんがお亡くなりになられて…。まずそれで情報を入れるようになったんですよ。それまで情報を入れてなくて、そしたら若者も亡くなっていく、人工呼吸器が足りなくなって、命を選ばなきゃいけなくなっていく可能性がある、みたいなことを知って。やっぱ、そういうのを僕らみたいのが伝えてかなきゃなと思って」と、3月29日に死去したタレントの志村けんさんの訃報で意識が大きく変わったと明かした。

一方、兼近は「基本的に若い人って何言われたって遮断するというか、聞こえてないと思うんですよ。自分で何かを感じたときにやっと“こうした方がいいな”って思うのが、本当に若い世代の特徴だと思う。僕らみたいな人が言ったとしても、『テレビの人がなんか言ってるわ。(自分には)関係ない』ってなるんですけど、例えばマブダチ、親友、大切な人から真剣に言われたことって意外と刺さったりする。だから、その横のつながりで伝えていくっていうのが一番効くんじゃないかなと思います」と、信頼関係の厚い身近な人との情報交換が大切であると提言した。

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