元SMAPの草なぎ剛が27日・28日、東京・昭和女子大学人見記念講堂で自身初のソロライブ「草なぎ剛のはっぴょう会」を開催。終了後に報道陣の囲み取材に応じ、ライブの感想などを語った。
これまで草なぎが書きためてきた楽曲の初の「はっぴょう会」。初日の27日は奥田民生と和田唱(TRICERATOPS)、2日目の28日は斉藤和義と田島貴男(ORIGINAL LOVE)がゲスト出演し、草なぎとのセッションも披露した。
ライブ終盤、草なぎは「日本一幸せな環境でギターを弾けています。昨日から夢の中にいる感じ。レジェンド方に挟まれて…。本当にありがとうございます」と喜びを語り、「これからも練習して、少しでもいい音楽を届けられるように頑張りますのでよろしくお願いします」と成長を誓った。
囲み取材では「今までも音楽に触れてきてコンサートをやってきたんですけど、新しい音楽の世界に飛び込んだかなという気持ちです」と心境を告白。アイドルとして数々のステージを経験してきた草なぎだが、弾き語りライブは初めて。「自分でリズムを作るというのはまったく新しい感覚。今まで歌もやってきたけどまた違う自分の感情が出てくる感じがあるので楽しい」とうれしそうに話した。
「はっぴょうかいのテーマ」、「いま・新しい地図」、「クルミちゃんの唄」など、自身作詞作曲の歌を届けた草なぎ。どういうときにひらめくのか聞かれると、「なんか好きなんですよね。言葉遊びとか。ちょっと向いているんじゃないかなと思っているところがあって。うまくはまりやすい言葉だったり、適当に浮かんでくるので、遊びながら作っている」と明かした。
ステージのセットは、草なぎが大切にしているジーパンやバイクなど私物がずらり。総額どれくらいか聞かれると「総額は2億。買った時の値段はそれくらいです。本物のビンテージしか置いてないので」と答え、「僕の人生が詰まっている」とコメント。「搬入のときに立ち会わないといけない」と大変さも打ち明けるが、「毎回続けたい」と話した。
そして、「細部にわたって作りものがなく全部本物。ずっと見てられる。1つだけ偽物は、俺の歌とギターテクニック(笑)。俺もいつか本物のギター弾けるようになりたいなと思った」と私物セットを見て奮い立ったそう。「本物のギターの弾き語りの方はこういうことなんだって感じられて、それが血となり肉となり、みなさんに届けられるように生まれ変われたらと思います」と豪華ゲストからも刺激をもらったようだ。