Microsoftは9月19日(米国時間)、「Announcing Windows 10 Insider Preview Build 18985|Windows Experience Blog」において、2020年5月に公開を予定しているWindows 10での導入を検討している新機能や改善点、修正点などを紹介した。

Bluetoothデバイスはペアリング時の操作が煩わしいことがあるが、2020年5月に登場が予定されているWindows 10ではこの部分のエクスペリエンスが改善される見通し。Bluetoothデバイスとの接続はすべて通知を経由して操作できるようになり、Bluetoothデバイスが近づいた場合に自動的に接続するか否かがユーザーに通知経由で提示されるようになる。Bluetoothデバイスとのペアリングを実施するため、専用のUIを探って操作する必要がなくなる。

  • Bluetoothデバイスが近づくとその旨を通知する - 資料: Microsoft提供

    Bluetoothデバイスが近づくとその旨を通知する - 資料: Microsoft

  • 接続を選択すると接続中であることが通知経由で知らされる - 資料: Microsoft提供

    接続を選択すると接続中であることが通知経由で知らされる - 資料: Microsoft

  • 接続の完了についても通知経由で報告される - 資料: Microsoft提供

    接続の完了についても通知経由で報告される - 資料: Microsoft

また、このバージョンではセキュリティアップデート、フィーチャーアップデート、ドライバアップデート、オプションアップデートなどすべてのアップデートを設定アプリケーションの「更新とセキュリティ」にまとめる作業が進められている。ドライバを更新する場合にデバイスマネージャを操作する必要がなくなり、設定アプリケーションで操作が可能になる見通し。

Microsoftは長期にわたり、システム設定や管理の多くの設定アプリケーションに集約する取り組みを進めており、アップデート機能を単一のスクリーンにまとめるのもこうした取り組みの一環と見られる。