お笑いタレントの明石家さんまが、23日に放送されたMBSラジオの番組『MBSヤングタウン 土曜日』(毎週土曜22:00~)で、自身の死生観について語った。

明石家さんま

明石家さんま

番組冒頭、さんまは同番組のレギュラーでモーニング娘。'18のメンバー・横山玲奈が、実父が亡くなったために収録を欠席していることを説明。「大変だろうと思うんですけども」と横山を心配した。

また、さんまは「俺らも気を付けなあかんなぁ」と出演者の一人・村上ショージへ注意を促しつつも、もし仮に自分に死期が迫ったら「俺はしゃあないなぁ、寿命やなぁって諦めるタイプ」と語った。

続けて「人の生き死はどうすることもできひんやんか、我々では」と話し、「あれだけ勉強積んだ医者たちが手を尽くしても、助けられへんこともあるわけやんか、それはもう仕方がないよね」と持論を展開した。

そのため、さんまは「これを見られたらもうええか」と考えるようにしていると話す。たとえば、22日に行われたサッカーW杯の試合において、クロアチアの主将モドリッチが劇的なミドルシュートを決めた時には「あ、もうええかこれで。これでいつ死んでもええか」と思ったという。

また、NBAファイナルでスター選手であるステフィン・カリーが3ポイントシュートを決めた際も「これ見れたから、人生もういいか」と思ったとのこと。さんまは「毎度、毎度、つもりはできてるんですよ」として、「自分の好きなものを見て。こんなすごいものを見られて、ここで死ねたら逆にいいか」と考えていることを明かした。