2560×1440の使い方を考えよう

2560×1440という表示領域は、13.3型で100%ネイティブ表示をさせると、とてつもなく各インタフェースが小さくなってしまう。そのため、初期設定では200%に拡大表示された状態となっている。高解像度を活かし、高精細に表示した状態となるため、フォントなどはとても滑らかで読みやすい。ただしこの解像度をデスクトップ領域として使用したい方もいるだろう。その場合は[コントロールパネル]の[デスクトップのカスタマイズ]にある[ディスプレイ]項目の[テキストやその他の項目の大きさの変更]を選択し、拡大率を変更しよう。変更はディスプレイごとに行うことができ、適用するとInternet Explorerの拡大率も変更される。なお、タイトルバーやメニュー、Internet Explorerなどを個別にサイズ変更することも可能だ。100%、150%、200%それぞれのデスクトップ画面をキャプチャーしたので、作業領域の参考としてほしい。

[テキストやその他の項目の大きさの変更]項目から、デスクトップの拡大率を変更可能。デフォルトは最大の200%だ

拡大率を変更したデスクトップとInternet Explorer。左から100%、150%、200%

ベンチマークで「LB-J300X-SSD」の性能をチェック!

それでは、ベンチマークテストで本モデルの性能を確認していこう。初めに、Windowsシステム評価ツール「WinSAT」にて、Windowsエクスペリエンス インデックス スコアを確認した。結果はご覧のとおりで、特にストレージの値は「8.2」と非常に良好だ。またインテルCore i7を搭載しているため、CPUとメモリの数値も優秀。CPU内蔵グラフィックスを利用しているためグラフィックス項目が伸び悩んでいるものの、優れたCPUとSSDによってWindows 8.1は非常に"キビキビ"と動く。ストレージ用のベンチマークソフト「CrystalDiskMark」の結果も良好で、SSDは体感速度向上の決め手となっているようだ。

Windowsエクスペリエンス インデックス スコア
プロセッサ 7.4
メモリ 7.6
グラフィックス 5.8
ゲーム用グラフィックス 5.4
プライマリディスク 8.2

CrystalDiskMark 3.0.3による「Crucial MX100」512GBのベンチマーク結果

続いてPCの総合的なパフォーマンスを測る、PCMark8の結果を確認しよう。こちらの結果もWindowsエクスペリエンス インデックス スコアでの結果に準じて良好だ。Casual Gamingの結果のみ振るわないものの、そのほかの項目はいずれも速く、自宅やオフィスでの使用では快適なパフォーマンスを実現してくれるだろう。

Futuremark PCMark8 Home Conventional 3.0
Your Home Conventional 3.0 Score 2708
Web Browsing - JunglePin 0.381 s
Web Browsing - Amazonia 0.160 s
Writing 5.46 s
Photo Editing v2 0.301 s
Video Chat v2 / Video Chat playback 1 v2 30.0 fps
Video Chat v2 / Video Chat encoding v2 94.0 ms
Casual Gaming 23.5 fps
Benchmark duration 37min 5s

3Dグラフィックス処理能力をベンチマークで確認

最後に、3Dグラフィックス処理能力をチェックしてみよう。CPU内蔵グラフィックスを利用しているため、大きな期待はできないが、最近のCPUは思いのほか強力なGPUを備えているため、軽い3Dゲームなら対応できるはずだ。まずは3DMARK のラップトップPC向けベンチマーク「Sky Diver」を試したが、スコアは3000にちょっと届かないといったところ。重量級の3Dゲームはやはり厳しそうだ。

Futuremark 3DMARK Sky Diver
3DMark Score 2937
Graphics Score 2786
Physics Score 4243
Combined Score 2784
Graphics Test 1 12.60 fps
Graphics Test 2 12.84 fps
8 threads 68.61 fps
24 threads 41.85 fps
48 threads 24.81 fps
96 threads N/A
Combined Test 11.46 fps

実際のゲームベンチとして、最近、拡張パックも発表された国産MMOの定番タイトル「ファイナルファンタジーXIV 新生エオルゼア」のベンチマーク、キャラクター編を試してみよう。こちらでは2560×1440でもテストしてみたが、やはりこの解像度での3Dゲーム動作は難しいと考えたほうが良さそうだ。設定を下げれば1920×1080でも問題はないだろうが、1280×720でのプレイが基本になるだろう。

ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編
設定 スコア 評価
1280×720【標準品質(ノートPC)】 4023 快適
1920×1080【標準品質(ノートPC)】 2003 普通
2560×1440【標準品質(ノートPC)】 1192 設定変更が必要
1280×720【高品質(ノートPC)】 2649 やや快適
1920×1080【高品質(ノートPC)】 1236 設定変更が必要
2560×1440【高品質(ノートPC)】 723 動作困難

それでは、さらに軽い「ドラゴンクエストX」のベンチマークソフトではどうだろうか。こちらの結果はやや向上し、標準設定なら1920×1080でもなんとかプレイできそうだ。また1280×720に下げれば、最高設定でも"普通"に動作が可能。軽めの3Dゲームであれば遊ぶことができるだろう。

ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.10
設定 スコア 評価
1280×720【標準品質】 5952 快適
1920×1080【標準品質】 3292 普通
1280×720【最高品質】 4532 普通
1920×1080【最高品質】 2249 やや重い

2560×1440を活かしたホーム&ワーク用モバイルノートに

ここまで確認してきたとおり、「LB-J300X-SSD」の特徴はハッキリしている。2560×1440のIGZO液晶と大容量512GB、SSDを搭載していることだ。もちろんCPUにCore i7を搭載している点もメリットとなるが、ほかのモデルより抜きん出て目立つスペックは、上記2点となるだろう。こういったハイスペックなパーツを採用しながらも、119,800円(税別)という価格で購入できるコストパフォーマンスの良さは、他に類を見ないものだ。ただしその分、外観やタッチパネル非搭載、グラフィックス機能といった面ではコストダウンのための努力が見える。しかし1台でなんでもやろうという発想でなければ、これらの要素は十分切り捨て可能なはずだ。自宅での共有PCであったり、仕事用のモバイルPCであるならば、このスペックは間違いなく一線級。2560×1440と512GBのSSDによる快適な動作は、きっと日々の作業を加速してくれることだろう。

※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。

標準スペック

メーカー マウスコンピューター
型番 LB-J300X-SSD
ディスプレイ 13.3型WQHDノングレア「IGZO」液晶(2560×1440)
CPU インテル Core i7-4510U
メモリ 8GB PC3-12800 DDR3L SO-DIMM
SSD 512GB SerialATAIII
チップセット
光学ドライブ
グラフィックス インテル HD グラフィックス 4400
OS Windows 8.1 Update 64ビット
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN、IEEE802.11 b/g/n対応無線LAN
インタフェース USB 3.0×1(左側面×1)、USB 2.0×2(右側面×2)
サイズ W326×D231×H23.6mm(折り畳み時)
重量 約1.4kg
バッテリー駆動時間 約5.4時間
通常価格 119,800円(税別)

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2014/11/5(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。