米MicrosoftがSurface関連のイベントの5月20日(現地時間)開催を計画しており、メディア関係者への招待状を発送したことが話題になっている。場所はニューヨークで同日午前11時(EDT)開始予定。詳細は不明なものの、長らく噂となっていた7~8インチクラスの「Surface mini」タブレットが発表されるのではないかとの予想がなされている。

写真はSurface 2

同件はThe Vergeなどが報じている。イベント自体はメディア関係者のみを対象としたごく小規模でクローズドなものだとみられ、大々的な製品ローンチというわけではなさそうだ。一方で10インチサイズのSurfaceタブレット2製品ならびに周辺機器の新製品ラインナップが発表してまだ半年ほどしか経過しておらず、タイミング的にみて小型版Surfaceの登場の可能性が高いというのが多くの予測だ。同誌では、この小型版Surfaceは7.5インチサイズで4:3のアスペクト比を持つディスプレイを採用し、その解像度は1440×1080ピクセルだと報じている。

この招待状が発送される少し前の4月末、Vostrostoneというアクセサリメーカーが噂の「Surface mini」向けのBluetoothキーボードやスマートカバーをAmazon.com上に製品登録して話題になっていた。現在でもこの商品は同サイト上で閲覧可能だが、記された情報群から5月18日までに何らかの形で「Surface mini」が登場する可能性が高いとみられていた。もし20日のイベントで実際にSurface miniが発表された場合、比較的すぐに店頭での販売が開始されることになるかもしれない。この件を報じているTom's Hardwareによれば、Surface miniはワコムのデジタイザを搭載しており、スタイラスが付属する点が最大のセールスポイントになるとしている。