"光学ドライブフリー"を謳うケース

NZXTの「H440」は、5インチベイを廃したという思い切った仕様のミドルタワーケース。そのため製品の外観も内部も非常にすっきりしているのが特徴だ。光学ドライブは外付けにする必要があるが、利用頻度がそう多くないユーザーであれば、それほど支障はないだろう。カラーはホワイトとブラックの2種類で、価格は15,000円前後。

NZXTの「H440」(ブラック)。ケースサイズは220×510×475.3mm

フロントパネルを外すとこの通り。5インチベイが1つもない

冷却性能は強力だ。5インチベイが無くなったことで、フロント全面を使って12cmファンを3つ搭載。その風下にある3.5インチベイは6つのみだが、間隔を広く取っているので、HDDをフルに搭載したときでも、エアフローの低下を抑えられる。フロントやトップに、最大36cmサイズの水冷ラジエータを搭載することも可能だ。

こちらはホワイトモデル。両モデルとも、アクリル窓が付いている

3.5インチベイの間隔はスカスカ。高速・高発熱のHDDにも良さそうだ

空メモリスロットにフタを

アイネックスの「DC-020」は、メモリスロット用のカバーだ。DIMM形状の未使用スロットに装着することで、コネクタ部へのホコリの侵入を抑えることができる。特にマザーボードが水平に設置されていて、ホコリが入りやすい場合などに良さそうだ。2枚入りで、東映ランドでの価格は550円。

アイネックスの「DC-020」。材質はPC/ABSで、DIMM互換の形状をしている