スピード感を持った価値創造でグローバルに貢献

~"New Value Creation" with speed for better CS~

世界の人口は70億人を突破し、今後も新興国を中心にハイペースでの増加が見込まれている。これからの地球が持続的に発展していくためには、世界中の人々を支えるうえで必要となる食料やエネルギー供給の問題、さらには気候変動などの課題を全員で解決していくことが必要となる。私たちが現在注力しているクラウドやエネルギー関連の事業は、まさにこうした課題を解決するためのインフラであり、震災からの復興支援においても貢献しうるものである。今年度はそれらのソリューションを軸に、グローバル市場に大きく貢献していこう。

これからのクラウドにおけるキーワードは「リアルタイム」と「ダイナミクス」。今後のICTインフラの役割は、実社会のデータをリアルタイムに収集し、利用者の状況に合わせてダイナミックに有用なサービスを提供すること。"ビッグデータ"の時代には、大量のリアルタイムデータを効率よく収集し、その中から業種・分野の枠を超えて"情報をつなぐ"ことによる新たな価値の創出が求められる。データの収集から処理、分析、さらにはそれによって生まれる価値をお客さまに提供していこう。

クラウドはスマートシティの実現などを支えるインフラであり、今後の成長が見込まれる新興国において大きな需要が期待される。そうした需要に応える新たなサービスを創造し、お客さま、そしてグローバル社会に大きく貢献していくことは、私たちにとってのチャレンジでもある。グローバルでのビジネス拡大を目指し、世界に通用する価格競争力を実現しつつ、スピード感を持って事業運営にあたろう。

お客さまにとっての"価値"を感じ取り、それを提供する力はCSそのもの。CSはお客さまとの信頼関係を構築するビジネスの基盤であるとともに、お客さまの要求から新たな価値を創造するための基盤でもある。NECグループバリューの一つである"Better Products, Better Services" の実践を通じて、お客さまからCS No.1の評価をいただけるよう、一人ひとりが高い意識を持って日々の業務に取り組もう。