データ活用は新たなステージへ

‐ ビジネス・インテリジェンスからコンシューマー・インテリジェンスへ ‐

昨年は東日本大震災という未曽有の危機に見舞われ、大変厳しい年となりました。これからこの試練を乗り越え成長を遂げることができるかどうか、日本経済の底力が問われることになるでしょう。一方、データウェアハウス市場では、SNSやWebログ、センサーデータなどのビッグデータが日本でも活用され始めた一年でした。今年は企業がビッグデータの活用に本格的に取り組み、従来分析に利用していたデータと合わせて分析することで、ビジネスにおいてより価値の高い意思決定が行われるようになると考えています。

先進的な米国企業では、これまでの企業側のデータ活用であるビジネス・インテリジェンスに加え、企業が保有するデータを消費者に提供し、消費者自らがそのデータを使って意思決定を行うコンシューマー・インテリジェンスへの取り組みが始まっています。エネルギーの効率利用を進めるスマートシティの事例では、日々提供される消費電力量情報をもとに、消費者自身が利用量や予算の管理を行うことが可能になっています。企業側のデータ分析基盤の導入も進み、システム性能も向上していることから、企業が消費者にもデータ利用環境を提供することが可能になりつつあります。分析結果を閲覧するためのモバイル端末の普及もあり、今年は日本においても消費者によるデータ活用が始まると考えます。

このように、ビッグデータも取り込んだ高度な分析やコンシューマー・インテリジェンスの実現には、全社規模のデータを統合、一元化し、効果的に利用するためのデータ分析基盤、エンタープライズ・データウェアハウス(EDW)がますます重要になります。弊社では、各業界に精通したコンサルタントがお客様企業に合った形でEDWをご提案してまいります。また、ビッグデータをさらに効率よく分析する製品や統合マーケティング・マネジメント・システム製品もラインナップに加え、企業におけるデータ活用の高度化をお手伝いしてまいります。

弊社は、信頼される"データ活用のプロ"として、お客様企業が最適な意思決定によって競争力を高められるよう邁進し、日本経済の復活に微力ながら力を尽くす所存でございます。 本年も皆様の一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。