10.1インチ/11.6インチ/14インチ/14.5インチ/15.6インチ/17.3インチと、ディスプレイのサイズだけを見ても、幅広いラインナップを誇るHPのノートPC。その中でフラグシップに位置しているのが今回紹介する「HP ENVY17-2000」だ。

まず目を引くのが美しいデザイン。シルバーを基調としたシックで落ち着いたカラーリング、キーボードと電源ボタン以外にはスイッチなどの出っ張りがないフラットなデザインで、17.3型ワイドという大型液晶を備えるノートPCながら威圧感はなく、高級な文房具を彷彿とさせる。

さらに天面とパームレストには形や大きさの異なる凹凸をつけることで機械らしくない独特の雰囲気を演出する「HPメタル・エッチング」加工が施されているのも見どころ。起動すると天面のHPロゴが淡く光ったり、キーボードにもバックライトを備えるなど“光”を使った演出があるのも面白い。所有欲をそそる仕掛けにあふれている。

キーボードにはバックライトがあり、オンにすると白く発光する

電源を入れると天面にあるHPのロゴが光る。天面全体の模様は、「HPメタル・エッチング」加工によるもの

スペックは、店頭販売用のモデルと直販サイト「Directplus」の専用モデルでは異なっている。今回試用したのは「Directplus」専用モデルで、CPUはCore i7-2820QM、メモリは8GB、ストレージはSSDとHDDの組み合わせ、、光学ドライブはブルーレイROMドライブ、液晶はフルHD解像度と非常にハイエンドな構成。この構成だと価格は225,960円と高価になるが、CPUにCore i5-2410Mを搭載するなどスペックを抑えれば、99,960円から購入が可能だ。

なお、おもな共通スペックとなっているのが、ギガビットLAN、IEEE802.11a/b/g/n対応の無線LAN、Bluetooth 3.0、5 in 1メディアスロット、HDMI、Mini DisplayPort、USB 3.0、eSATA、そしてミドルレンジのGPU「AMD Radeon HD 6850M」だ。99,960円の構成でも、3Dゲームを楽しめるGPUが標準搭載となっているのはうれしいポイントといえる。

右側面には5 in 1メディアスロット、2基のUSB 2.0、光学ドライブが搭載されている

左側面にはギガビット対応有線LAN、HDMI、Mini DisplayPort、USB 3.0、eSATA(USB2.0ポートと兼用)を配置

カスタマイズ可能なパーツとしては、メモリが4GB/8GBの2通り、ストレージが640GB HDD/1.28TB HDD(640GB×2、RAID0)/160GBのSSD+640GBのHDDの3通り、光学ドライブがDVDスーパーマルチ/ブルーレイROMの2通り、ディスプレイ解像度1,920×1,080ドット/1,600×900ドットの2通りが用意されている。ちなみに光学ドライブはスロットイン方式を採用しており、これも余分な出っ張りのない美しいボディラインを作るのに貢献している。

光学ドライブはスロットイン方式を採用している