またもやThermalright

新製品ラッシュが続くThermalrightからは、今週は3種類が登場。まずVGAクーラーの「V2」は全銅製のヒートパイプクーラーで、ヒートシンクの大きさは116.2×95.6×27.6mmとコンパクト。NVIDIA GeForce 8600系、ATI Radeon X1950系などに対応しており、価格は5,980円。また「HR-11」はVGAの裏側から冷却するパーツで、こちらの価格は3,480円。

「V2」(右)と「HR-11」(左)

これは「HR-01 PLUS」

一方、「HR-01 PLUS」はLGA775/Socket AM2に両対応するCPUクーラー。6mm径のヒートパイプを6本搭載しており、ファンレス動作にも対応するという。価格は6,980円。

AGP版VGAに最高峰モデル

SAPPHIREから、Radeon HD 2000シリーズのAGPモデルとしては最上位となる「Radeon HD 2600 XT 256MB GDDR3 AGP」が新登場。GPUにRadeon HD 2600 XTを搭載するもので、コアクロックは800MHz、メモリクロックは700MHz。メモリは256MB GDDR3を搭載する。価格は18,000円~19,000円前後と、PCI Express版に比べると3,000円程度割高になっている。

SAPPHIREの「Radeon HD 2600 XT 256MB GDDR3 AGP」

缶入りグラフィックカード

何故か製品パッケージが缶になっているグラフィックカードが高速電脳に入荷。仏TwinTechの製品で、GeForce 8600 GTを搭載する「TT-86GT-256D3E-HDMI-XT」が16,800円、GeForce 8500 GTを搭載する「TT-85GT-512D2E-HDMI」が12,980円。なんで缶入りなのかは不明だが、小物を入れたりするのに使えそうだ。

缶入りのTwinTech製グラフィックカード

温度監視機能付きのHDDケース

センチュリーからは、外付けHDDケースの新製品「冷やし系HDD検温番」が登場。インタフェースはUSB2.0/eSATAで、3.5インチのSATAハードディスクを1台格納可能。温度/ファン回転数を表示できるLCD画面が用意されており、温度監視機能により、ファンの回転数を1,600~2,500rpmで自動制御できる。価格は5,000円前後。

外付けHDDケース「冷やし系HDD検温番」。HDDケースとしては大きめの8cmファンを搭載

上限の温度を設定して、その温度を超えるとアラームを鳴らすことも可能

静音向けパーツが2種類

ジャパンバリューの「PF-Silencer SG」は、電源ユニット用のサイレンサー。フード部にスリットが開けられており、従来製品に比べ、電源ケーブルの取り回しが簡単になった。価格は高速電脳で4,410円。

電源ユニットに取り付ける「PF-Silencer SG」

スリットから電源ケーブルを出せるのが改良点

またグロウアップ・ジャパンからは、吸音パッドの新製品「SMART PAD-ML」が発売となっている。吸音材としてポリエステル繊維を採用しており、従来のグラスウールやウレタンフォームなどの素材に比べ、吸音特性が優れるほか、耐久性も向上するという。サイズは400×250mmで、PCケースにあわせてカッターで切断できる。価格は1,500円前後。

吸音パッドの新製品「SMART PAD-ML」

ポリエステル繊維を採用。厚みは15mmある