テキストレイヤーはExpressionが適用され45度に傾いていますが、これでは普通に角度を指定した場合と変わりません。そこで次に時間に合わせて回転するExpressionを指定してみます。Expressionで時間を示すプロパティとしてtimeが用意されています。これは、時間の値を秒数で保持しています。例えば、現在の時間が1秒であれば1.0になります。2秒であれば2.0です。0.5秒であれば0.5秒になります。これはフレームレートに関係なく秒数を示すことになるので、しっかり覚えておきましょう。

それではtimeをExpressionとして設定してみます。さきほど45と入力したExpressionを消してtimeとだけ入力します。

テキストレイヤーを回転させたところ

入力が終わったら時間を示すカレントタイムマーカーを動かしてレイヤーが回転するかどうか確認してください。1秒の時は1度、5秒なら5度回転しているはずです。

カレントタイムマーカーでのプレビュー

もっと速く回転させたいのであればtime*20のように値を乗算します。この場合、1秒の時点で20度、5秒であれば100度回転することになります。

テキストが回転する

数値に合わせた速度での回転