「チキる」とは? 意味や使い方・英語表現を解説
「チキる」という言葉は、実際の会話で使われることがあるネットスラングです。本記事ではそんな「チキる」について、意味や使い方、語源を詳しく説明していきます。ぜひ参考にしてください。
ネット上で「チキる」という言葉を見たことがある方もいるのではないでしょうか。最近は、実際の会話でも耳にするようになりました。
しかし、「チキる」がどんな意味か、使い方が分からないこともあるでしょう。
そこで本記事では、「チキる」の意味や使い方、語源を徹底解説していきます。ぜひ参考にしてください。
「チキる」とは? 意味と由来
「チキる」とは、「チキンになる」の略。つまり、怖気づいて弱腰になることを意味するネットスラングです。
何かに怖がっている人、おびえている人に対して使われることが多いです。
「チキる」の由来は、英語のチキン(chicken)から来ています。鶏のようにきょろきょろとせわしなくしている様子が臆病者に見えることから、英語圏ではチキンを「臆病者」という意味にも解釈されます。
これがそのまま日本語のネットスラングになり、「チキる」という言葉が生まれました。
「チキる」の使い方
「チキる」は、自分と相手のどちらにも使うことができる言葉です。
ここからは、「チキる」の使い方を例文と共に紹介します。ぜひ参考にしてください。
自分に対して使う場合
自分に対して「チキる」を使う場合、以下のような使い方ができます。
例文
・お化け屋敷、チキっちゃって入れなかったんだよね。
・チキってなかなか告白できない。
どちらも、何かに対して自分が怖がったりおびえたりするニュアンスを含む例文です。自虐の意味で使う場合が多いでしょう。
相手に対して使う場合
相手に対して「チキる」を使う場合の例文は以下の通りです。
例文
・チキってないで告白してきな。
・今チキってたらこの先大変だよ?
相手に対して言う場合は、「怖気づかないで」という意味を込めて使う場合が多いでしょう。
「チキる」を英語で表現すると?
「チキる」を英語で表現したい時は、以下のようなフレーズを使用してみましょう。
「chicken out」
chicken outは、おじけづく、尻込みするといった意味を表す英語表現です。例えば「get chickend out」は、ビクビクするという意味を表します。
「to be a chicken」
前述のとおり「chicken」という単語そのものに、「臆病者」という意味があります。そのため「to be a chicken」でも、「チキる」という意味で通じます。
また「チキるなよ」と言いたい時は「Don’t Be a Chicken」と言ってみましょう。
▶次のページでは、「チキる」の類義語を紹介します。
※この記事は2021年09月29日に公開されたものです