ドタキャンっていつから? 相手を不快にさせず伝えるポイントも紹介
ドタキャンされると、あまり良い気はしないものですよね。では、何日前からが「ドタキャン」になるのでしょうか? この記事では、ドタキャンと認識されるタイミングやドタキャンされた側の気持ち、相手を不快にさせないキャンセルの伝え方について解説します。
直前になってから予定をキャンセルする「ドタキャン」。しかし、具体的に何日前からがドタキャンになるのでしょうか?
そこでこの記事では、ドタキャンと認識されるタイミングやドタキャンされた側の気持ち、相手を不快にさせないキャンセルの伝え方について解説します。
「ドタキャン」はいつから?
「ドタキャン」という言葉の意味を辞書で調べると、以下のように記載されています。
どた‐キャン
[名](スル)《「土壇場でキャンセル」の意》俗に、直前になって約束や契約を取り消すこと。
(『デジタル大辞泉』小学館)
この「直前」のタイミングは、デートや遊びの約束であれば一般的には2日前~当日くらいと捉える人も多いようです。
しかし、この定義は相手との関係性や予定の種類によって異なる場合があります。
例えば、何カ月も前から予定していて日程が再調整できない旅行であれば、1週間前のキャンセルは相手から「ドタキャン」と捉えられる可能性が高いでしょう。
【タイミング別】ドタキャンされた側の気持ち
ここからは、タイミング別にドタキャンされた側が感じることを紹介します。
2日前にドタキャンされた側の気持ち
予定の2日前にドタキャンされた場合、約束を断られたことに対してあまり良い気持ちはしなくても、「早く言ってくれて良かった」と感じる人は少なくないようです。
2日前であれば、他の予定を立てる時間を取りやすいため、ドタキャンによって空いた時間を有効活用しやすいです。
そのため、「せっかく予定を空けておいたのに」といった不快感は抱きにくいでしょう。
1日前にドタキャンされた側の気持ち
約束の1日前にドタキャンされると、「せっかく予定を空けておいたのに」とがっかりする人もいるようです。特に、忙しい中休みを取っていた場合などはなおさらでしょう。
また、前日の夜遅くにキャンセルの連絡が来ると「もっと早く言ってほしかった」と感じる人も多いようです。
人によっては、「前日の夜遅くに連絡するのは当日にキャンセルするのと同じ」という印象を持つことも。
当日にドタキャンされた側の気持ち
約束の当日にドタキャンされた場合、不快感を抱く人もいるようです。
キャンセルの理由として「仕事が忙しくて……」などと言われても、相手は「前もって分からなかったの?」「それって本当なの?」と、不信感を抱くかもしれません。
特に、理由もなく約束の時間ギリギリにドタキャンすると、相手から「人との約束を大事にできない人なのかな」という印象を持たれてしまう可能性もあります。
ドタキャンする時に相手を不快にさせないためのポイント3つ
ドタキャンはしないに越したことはありませんが、どうしても都合が悪くなることはありますよね。そんな時は、なるべく相手に嫌な思いをさせないように配慮することが大切です。
そこでここからは、ドタキャンする際に相手をなるべく不快にさせないためのポイントを解説します。
(1)都合が悪くなったらすぐに連絡する
約束をキャンセルする場合は、なるべく早く連絡するのが吉。そうすれば、相手も他の予定を立てるなどの対応がしやすくなります。
都合がつかないことが分かった時点ですぐ連絡するのはもちろん、「まだ未確定だけど、もしかしたら行けないかもしれない」という場合も一報入れておくと親切です。
そうすれば、結果としてドタキャンすることになったとしても、相手は「なるべく早く連絡しようとしてくれた」と感じるでしょう。
そのため、予告なしにドタキャンするよりは悪い印象になりにくいと考えられます。
(2)ドタキャンする理由をきちんと説明する
約束をキャンセルする時は、理由をきちんと説明することも大切です。
特に、ドタキャンする際に「ちょっと仕事の都合が……」などと言葉を濁すと、相手は「もっと前に分からなかったの? もしかしてうそ……?」と疑ってしまうかもしれません。
そのため、事情を詳細に話した方が、相手に「それなら仕方がないね」と納得してもらいやすいと考えられます。
(3)自分から次の日程を提案する
ドタキャンされると、「自分と会いたくないんじゃないか」「仕事って言ってたけど、本当かな?」という気持ちを抱く人がいます。
そういった不信感を軽減するには、「代わりに○日か○日にできるかな?」などと、自分から代替日程を提案するようにしましょう。
そうすれば、相手から「本当に都合が悪かっただけなんだな」と理解してもらえる可能性が高まると考えられます。
ドタキャンする時はフォローが大事
約束があっても、直前に都合がつかなくなってキャンセルしてしまうことはあるでしょう。
しかし、ドタキャンするということは、相手に嫌な思いをさせる可能性があるということ。
どうしてもドタキャンしなければいけない事情ができた時は、なるべく相手に嫌な思いをさせないよう配慮することが大切です。
「なるべく早く連絡する」「代わりの日程を自分から提案する」など、ドタキャンする時にきちんとフォローすることで、相手との関係性が悪くなることを防げるでしょう。
(#Lily_magazin)
※画像はイメージです
※この記事は2022年03月23日に公開されたものです