新しい恋がしたい! 恋を見つける11の方法
「いつから恋してないっけ? 新しい恋がしたい……」そう思う人のために、心理カウンセラーの秋カヲリさんが、新しい恋を見つける方法を教えてくれます。今すぐ試してみましょう。
「恋したい!」と思っているのに、新しい恋ができずに悩んでいませんか? 恋のドキドキがあるとポジティブになったり、幸せな気分になれたりとたくさんのメリットがあります。
今回は、新しい恋の見つけ方を心理学的側面からご紹介します。恋ができない理由を知ることで、きっと現状を脱することができるはずです。
恋愛にブランクがある人が新しい恋を見つける方法
まずは、「恋愛はご無沙汰……」という人に向けて解説していきます。
恋愛にブランクがあると「新しい恋」が見つけにくい理由
では、まず恋愛にブランクがある人が「新しい恋」を見つけにくい理由から見ていきましょう。
(1)恋人不在の生活に慣れて居心地良くなる
「住めば都」という言葉がありますが、人はその環境に慣れると居心地が良く感じるようになります。何事も変化する時には大きなエネルギーが必要になりストレスを感じるもの。現状維持する方がラクなのです。
そのため、恋人不在の一人生活に慣れると「一人の方が気楽だな」と感じやすくなり、恋人はいらないかも……と思うようになる人も珍しくありません。
(2)恋愛の始め方が分からなくなる
しばらく恋人がいないと「恋愛ってどうやってするものだっけ?」と恋愛の始め方が分からなくなります。そして、気になる人ができた場合も、どうやってアプローチしたらいいか分からないのです。
悩んでいるうちにタイミングを逃してしまい、いつまでも恋愛できないまま時が過ぎていってしまう人も多いです。
(3)ときめきにくくなる
恋する力、つまりときめく力は筋肉のように鍛えないと衰えていってしまうもの。恋愛のことをあまり考えずに過ごしていると、だんだんドキッとすることが減り「なんだかときめかないなあ」と人を好きになる力が下がってしまいます。
意識的に恋愛モードに切り替えないと、恋から遠ざかる一方です。
恋愛にブランクがある人が新しい恋を見つける方法
新しい恋が見つからない時は「もう恋ができないんじゃ……」とやきもきしてしまいますよね。そんな状況を打開する、新しい恋を見つけやすくする方法を8つ解説します。
(1)新しいことを始める
新しいことを始めると、脳が刺激されることでドーパミンが分泌されドキドキしやすくなります。一見恋とは関係のないこのドキドキですが、そんなドキドキを恋のときめきと脳が勘違いすることで、恋愛モードに入りやすいです。
このような、新しいことを始めて緊張しているタイミングで異性に出会うと、いつもよりドキドキして恋が芽生えやすいのです。
(2)転職する
大人になってからは職場で過ごす時間が大半を占めるため、社内恋愛をする人も多いですよね。よって、職場を変えると新しい出会いがたくさん生まれるでしょう。
もし新しい仕事にチャレンジしたい、職場を変えたいといった思いが今あるなら、この機会に転職して新しい恋を探してみても良いかもしれませんね。
(3)引っ越す
プライベートで新しい環境に身を置くなら、引っ越しが一番! 心機一転、新しい気持ちで生活をスタートするので、フットワークが軽くなり出会いの場に足を運びやすくなります。
出会いの場から足が遠のいていた人は、思い切って引っ越しするのもおすすめです。
(4)苦手なことにチャレンジする
苦手なことにチャレンジするのは、ドキドキハラハラするもの。こちらも(1)と同じようにドーパミンが分泌される上に、「誰かを頼りたい」「支えてくれる人が欲しい」といった気持ちも高まり、恋したい気持ちが強くなります。
「最近あんまりときめかないなあ」と悩んでいるなら、苦手なことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
(5)異性とたくさん話す
人は、接する機会が多いほど相手への好意を抱きやすくなります。最初はなんとも思っていなかった相手でも、頻繁に顔を合わせて一緒にいるうちに、だんだん気になる存在に……なんてケースは珍しくありません。
異性とたくさん話すよう心掛け、関わる機会を増やしましょう。
(6)異性の友達を作る
友情から恋愛に発展するケースも珍しくありません。男性の方が女友達に対して性的関心を抱きやすいため、女性よりも友情が恋愛感情に変わりやすい傾向があり、「もしかして俺のこと好きなのかな?」と異性として意識するようになることも。
まずは異性の友達を作って、そこから恋人候補を探すのもおすすめです。
(7)グループ交際をする
異性の友達を作るのが難しいと感じるなら、グループ交際からスタートするのが良いでしょう。男女複数人のグループであれば、気負わずに仲良くできます。
親密になるにつれて、異性としての魅力に気が付くかもしれません。
(8)恋人がいる友達と過ごす
仲が良い友達に恋人ができて「いいなあ」と思ったことはありませんか? このように、同調性が働いて、友達の変化によって自分も変わりたいと感じることがあるのです。
なので、恋人が欲しいなら、恋人がいる友達と過ごすとそれが良い刺激になり、恋人探しのやる気スイッチをONにさせます。
失恋を引きずる人が新しい恋を見つける方法
次は、失恋を引きずる人の新しい恋を見つけられない理由や対処法について見てきましょう。
失恋のつらさを新しい恋で埋めるのは正解?
新しい恋を始めれば、失恋のつらさを和らげることができます。ただし、新しい恋を見つけられなければ苦しみを引きずることになります。失恋の度にすぐ新しい恋が見つかればいいのですが、なかなか見つからないこともあるでしょう。
よって、失恋のつらさを手放すためには、その思いをとにかく吐き出すことをおすすめします。泣いたり、友達に愚痴を聞いてもらったり、過去の写真を見て思い出に浸ったりと、自分の感情と正面から向き合ってください。そうやって感情を外に出し切ることで、失恋から立ち直るスピードが速くなります。
簡単に新しい恋に進めない理由
いざ新しい恋を探してみても、すぐには恋ができないことも多いですよね。そこにはいくつかの理由があります。一つずつチェックしていきましょう。
(1)前の恋と比べてしまうから
つい前の恋と比べてしまい「昔の方が良かった」と過去を蒸し返してしまいます。
もちろん思い出がたくさんありますから、今すぐに昔の恋と同じ熱量を持つのは難しいかもしれませんが、これは時間が解決してくれることです。
最初は無理やりにでも新しい場や人に目を向けて、少しずつ思い出を作っていきましょう。やがて恋愛感情がついてきます。
(2)思い出を美化している
人は過去を美化する生き物です。いろいろ問題があって終わった過去の恋愛も、頭の中でどんどん美化されているかもしれません。
実際には何らかの障害があって恋が終わったわけですから、冷静に失恋した理由やうまくいかなかったことを事実ベースで思い出してください。「嫌なこともあったし、うまくいかなくて当然だったな」と認めることが大事です。
(3)思い出さないようにしている
失恋がつらいからと無理やり考えないようにすると、かえって意識してしまうもの。いつまでも失恋を引きずる原因になります。
落ち込み過ぎないようにするのも大事ですが、仲の良い友達に話を聞いてもらうなどして吐き出した方が案外前向きになれます。
失恋を引きずる人が新しい恋を見つける方法
失恋を引きずっている間は、なかなか前を向けませんよね。失恋を引きずっている人が新しい恋を見つける方法を3つご紹介します。
(1)異性に恋愛相談する
異性に恋愛相談しているうちに親密になり、気付けば恋人同士になっているのはあるあるですね。相談は自分の弱みを見せる行為なので、相談する側も相談される側も心を開きやすくなります。
特に恋愛相談であればお互いの恋愛観も分かるので、相性が良いかも判断できるでしょう。身近な男性に失恋を打ち明けて恋愛相談をしながら、関係を深めていってはいかがでしょうか?
(2)共通点が多い人を探す
「なかなか新しい恋人を探す気になれない」という方は、共通点が多い人を探して仲良くなってみましょう。自分と似た人には安心感を抱きますし、共感もできるので、親近感を抱きやすいです。
そんな人と出会うには、友達の紹介がおすすめです。「私に似た人がいたら紹介して!」と伝えておけば、きっと良い人と巡り会えるでしょう。
(3)過去の悲しみと今の悲しみを比べる
失恋の悲しみがずっと続くと「いつまでこの悲しみが続くんだろう」と落ち込んでしまいますが、実際には時間が経つにつれて確実に悲しみは和らいでいきます。過去の悲しみと比べて「まだ悲しいけど、先月よりは少し楽になったかも」と思えれば、少しずつ前向きになれるでしょう。
できれば数値化するのがおすすめです。失恋直後を100として、今はどれくらいの数値か考えてみてください。少なくとも100よりは小さな数値になっているはず。そう思うと、いくらか楽になりますよ。
恋のドキドキは心を明るくしてくれる
恋はなかなか思い通りになりませんし、つらいこともたくさんあるでしょう。でも、良い恋をするとポジティブになり、仕事もプライベートもうまくいきやすくなります。
失恋したばかりの人も、恋愛はご無沙汰な人も、心に潤いと活力を与えてくれる恋をして、ドキドキワクワクした気持ちを楽しんでみてはいかがでしょうか?
(秋カヲリ)
※画像はイメージです
※この記事は2020年08月01日に公開されたものです