同窓会に呼ばれない理由とは? 呼ばれない人の4つの特徴
同窓会に呼ばれないのは嫌われているから? その理由を徹底分析。また、同窓会に呼ばれない人に共通しがちな特徴を、アラサー女性379人への調査からひも解きます。
学友と久しぶりに会い、懐かしい思い出話や現状報告に花が咲くイベント、同窓会。
でももし、そんな同窓会に自分だけ呼ばれていなかったら?
今回は、アラサー女性が考える「同窓会に呼ばれない人の特徴」や、呼ばれなかったときの本音に迫ります。
同窓会に一度も呼ばれたことがない女性は約16%
まずはアラサー女性379人に、同窓会に呼ばれる頻度について聞いてみました。
Q.同窓会に呼ばれたことはありますか?
毎回呼ばれる(20.6%)
ときどき呼ばれる(39.6%)
あまり呼ばれない(23.5%)
一度も呼ばれたことがない(16.4%)
※有効回答数379人 ※四捨五入の関係で合計数が100%にならない場合があります
約84%の人が一度は同窓会に誘われた経験があるなか、約16%の人が「一度も呼ばれたことがない」と回答しました。
その中でも、「同窓会に呼ばれなくてよかったと思っている」と答えた人は約75%で、「呼ばれたかったと寂しく感じている」と回答した約24%を大幅に上回る結果に。
今まで同窓会へのお誘いがなかった人は、同窓会に対して「行きたくない」「面倒くさい」と感じている人がほとんどで、学生時代の結びつきにこだわらず割り切っている人が多いようです。
同窓会に呼ばれない人の特徴
では一体、どんなタイプの人が同窓会に呼ばれないのでしょうか?
アラサー女性の考えをまとめてみました。
(1)音信不通
・「まったく関わりがなかったか、どうしても連絡が取れなかった人」(27歳/医療・福祉/その他)
・「誰とも深く繋がってない人。連絡先自体を知らないから」(30歳/金融・証券/事務系専門職)
・「卒業後に自分の連絡先を教えていない人、同窓会の幹事とあまり交友がない人」(29歳/運輸・倉庫/その他)
まず一番に多かった意見が、「連絡先がわからない人」という回答。
連絡先がわからないことには、兎にも角にも同窓会に誘うことができませんよね。
そもそも学生時代の友だちに連絡先を教えていない人や、電話番号やメールアドレスが変わった時点で連絡が途切れた人などは、同窓会へのお誘いはないと考えたほうがよさそう。
(2)地元に住んでいない
・「地元から遠いところにいる人」(28歳/人材派遣・人材紹介/秘書・アシスタント職)
・「引っ越しして連絡先がわからない人」(26歳/運輸・倉庫/その他)
・「仕事で県外に出た人」(29歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
進学や仕事の関係で地元から離れて暮らしている人には、「声をかけてもどうせ断られそう」「わざわざ交通費をかけて来てもらうのが申し訳ない」と思って、なかなか声がかけづらいよう。
地元に帰るのに、新幹線や飛行機を使うような距離だと、余計そう感じてしまいますよね。
(3)SNSをやっていない
・「誰ともコミュニティーを形成していない」(30歳/学校・教育関連/その他)
・「みんなとSNS上で繋がっていない」(29歳/その他/販売職・サービス系)
情報収集や情報発信のマストツール、SNS。
アラサー女性の間でも、同窓会で仲間を集う際にもよく使われているようです。
SNSで繋がっていない人には、メールやメッセージ、電話での連絡になってしまい、誘うハードルが一気に上がってしまうのが実情。
同窓会に行きたいなら、まずはSNSで旧友と繋がることがマストかも。
(4)何度誘っても来ない
・「参加し続けないと呼ばれなくなる」(28歳/人材派遣・人材紹介/その他)
・「誘っても毎回来ない人」(28歳/金融・証券/事務系専門職)
・「毎回断る人」(28歳/電機/その他)
同窓会に限らず、会社の飲み会や友だちと遊ぶときにも同じことが言えるのが、「いつも欠席する人はそのうち誘われなくなる」法則。
誘う側からすると、「毎回断られるけど、もしかして参加したくないのかな?」と不安に感じてしまうものです。
逆に、今後も同窓会に参加する気がないのであれば、断り続けていればいいのかも?
同窓会に呼ばれなかったときのリアルな本音
もしも自分が同窓会に呼ばれなかったら、アラサー女性はどう思うのでしょうか?
本音を聞いてみました。
(1)最低限、声はかけられたい
・「たとえ行かない同窓会だとしても、声はかけられたい」(25歳/その他/事務系専門職)
・「出欠に関わらず、声はかけてほしいと思うため」(30歳/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)
・「呼ぶなら全員に声をかけてほしいから」(33歳/その他/その他)
「断るのが前提でも、やっぱり声くらいはかけてもらいたい」と思うのが、やっぱりヒトの本音というもの。
個人的な数人の集まりでなく、クラスや学年全体の同窓会で自分だけ声をかけられないとなると、自分が何か気に触ることをしたのか、誰かに嫌われているのか、気になってしまう人がほとんどではないでしょうか。
(2)忘れられている?
・「同窓会があったことを知らないままでいるのは、悲しすぎる。みんなから忘れられた、と思ってしまう」(30歳/医療・福祉/専門職)
・「誘ってもらえると、少しは自分にも存在価値があると感じる」(30歳/医療・福祉/専門職)
・「のけものというか、どうでもいい人と思われているように感じるから」(33歳/建設・土木/技術職)
「もしかして私って、影が薄かったの!?」「まさか私のこと、忘れちゃった?」と感じる人のコメントでは、「悲しい」「さみしい」というキーワードが多く見受けられました。
毎日同じ教室で机を並べた仲間の記憶に、自分だけが残らないのは、確かに少し悲しくなってしまいますよね。
(3)何も気にしない
・「まぁ、呼ばれなければ呼ばれなかったで、ふーんくらい」(29歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「今の友だちで満足ですし、特に何とも思わない」(27歳/その他/事務系専門職(法務・財務・人事・総務など)
同窓会に呼ばれなくても自分の中で何も変わらない人は、今の生活が充実していたり、学生時代の人間関係にとらわれていたりしないよう。
細かいことや過去を気にせず、おおらかで“鈍感力”に長けている、といったところでしょうか。
「何でも空気を読みすぎる」と言われている昨今では、自分らしく生きている人たちなのかもしれません。
(4)手間が省けてよかった
・「断ったりするのもエネルギーがいるので。なかなか断れない性格で、最初から誘われていないほうが楽な部分もある」(26歳/医療・福祉/専門職)
・「出席すれば楽しいが、マウンティングなどもあり、面倒くさいから」(26歳/医療・福祉/販売職・サービス系)
・「それはそれで出費が減ってよかったと思います。落ち込んでも仕方ないですし」(27歳/その他/その他)
「どうせ行かないから、誘われなくてよかった」とドライな回答をした人は、同時に「断るのがとにかく面倒」というコメントが多かったのが特徴。
断るにしても返事に気を使ったり、参加するにしてもその場の空気を壊さず相づちを打ったりと、相手に気を使いすぎて疲れてしまう人が多いようです。
本当に大切にすべき人を見極めて
住所が変わって連絡ができなかった、今回は自分と気の合わなかった同級生が来るので幹事の判断で見送ったなど、自分だけが誘われなかった理由はさまざまあるでしょう。
ただ、同窓会に呼ばれなかったからといって、自分の価値が下がるわけではありません。
「同級生は今、自分を必要としていないんだ」と割り切り、今の自分を本当に必要としてくれている身のまわりの人を大切にしたほうが建設的ではないでしょうか。
(akis)
※画像はイメージです
※マイナビウーマン調べ
調査日時:2019年8月19日~8月21日
調査人数:379人(25~34歳の働く未婚女性)
※この記事は2019年09月29日に公開されたものです