法廷画家・榎本よしたかのコミックエッセイ『トコノクボ』に学ぶ、仕事の人間関係にくじけない方法
仕事が忙しく、自分のスキルアップのための時間が十分に作れていないのが悩みといえば悩みです。
今は二人の娘(3歳と0歳)がかわいくてしかたないので、計画的に子供たちとの時間だけは作って大切にしていますが、それ以外は仕事ばかりになってしまっていて……。
「仕事をしている=努力している」ではない、と僕は思うんですね。
今持っているスキルだけで今後も仕事を続けていけるほど甘くはないと思っているので、作品の価値を上げるスキルアップの為の努力は絶対に必要なのですが、なかなか時間が作れていない現状があります。
イラストだけでなく、たとえば世界史や美術史など勉強したいことがたくさんあります。向上心は持ち続けていたいですね。
――最後に、仕事に悩む方になにかアドバイスがあれば。
人間関係で深刻な悩みに直面している人に言いたいのは、「限界を超えて我慢しないでください」ということです。
心の病を患ってもいいことなんてひとつもありません。本人は苦しいし、その苦しさを他人にはまったくわかってもらえないという二重の苦しみに苛まれます。
そのボーダーラインの一つは「普段楽しいことが全く楽しいと思わなくなる」です。そう感じたら危険信号です。
※この記事は2015年11月16日に公開されたものです