むくみ、肩こり、生理前後も!? 片頭痛が起こる前のサインとは? 【専門家コラム】

頭痛が起こる前のサインを知っていれば早めに対策を取りやすいもの。特に片頭痛はいきなり強い痛みが出るわけではなく、その予兆が体に現れやすいのだそう。東京女子医科大学脳神経センター頭痛外来客員教授の清水俊彦先生に聞いたところ、片頭痛が起こる数時間前から1、2日前に現れやすいものは次の症状とのこと。

【むくみ】

排尿の回数が減り、体内の余分な水分がたまって体全体がむくみ、そのむくみが脳の血管まで達してしまうと頭痛の症状が出る可能性が。トイレに行く回数が減り、むくみが気になりだしたら片頭痛の予兆と疑ったほうがいいかも。

【あくび】

血管の拡張による片頭痛の場合、発作が出る前に脳血管の異常な収縮が起こるため血流が悪くなります。それが原因で酸素不足になり、あくびが出るように。生あくびが立て続けに出るようであれば、片頭痛のサインかもしれません。

【空腹感】

空腹を感じているときは、血液中の糖分が減りつつある状態。そうすると脳血管が緩むので片頭痛が起こりやすくなります。お菓子など糖分を少し食べると脳血管が縮んで痛みを回避できることもありますが、片頭痛の前兆の可能性も。

※この記事は2015年09月14日に公開されたものです

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