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生きていくためには手段を選ばず! コスプレ系遊女も……江戸時代の不思議な娼婦たちの実態

京阪でも比丘尼は娼婦として営業はしていましたが、むしろ江戸で人気がありました。江戸で売春婦としての熊野比丘尼が一般化したのは17世紀末頃のようです。
「眉細く墨を引き(略)、しほらしい目元に訳をほのめかし」、などと資料にはあり、いかにもワケありの尼っぽく、セクシーなフェロモンをばらまき、男性を誘惑していたことがわかります。安永・天明年間(1772-1789)には流行が終わってしまったそうですが、一種のコスプレ系遊女といえるでしょうね。もちろん幕府からは非公認の存在でした。

※この記事は2015年07月12日に公開されたものです

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