2025年9月に発売された新型iPhone17シリーズがeSIM専用機ということもあり、「eSIMを使いたいけど、どうしたらいい?」「物理SIMからeSIMに切り替える方法は?」と迷っている方も多いでしょう。
そこで本記事では、楽天モバイルでeSIMを使う方法や、物理SIMカードからの切り替え手順、機種変更時の移行手順(再発行手順)をまとめて紹介します。
また、eSIMを使うメリットやデメリット・注意点についても解説しているので、eSIMをこれから使いたいと考えている方はぜひ最後までチェックしてみてください。



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eSIMとはなにか?物理SIMとの違いを含めて簡単に解説


そもそもeSIMとは、スマホに内蔵された本体一体型のSIMのことです。
挿入する物理SIMと同じように、SIMに契約情報を書き込むなど役割は同じですが、以下の点が異なります。
| eSIM | 物理SIM | |
|---|---|---|
| 対応機種 | 少ない | ほぼすべての機種 |
| 開通までの時間 | 即時 | 翌日~1週間 |
| 紛失・損傷リスク | なし | あり |
| 回線の切り替え | データの書き換え ※再発行が必要な場合あり | カードの抜き差し |
楽天モバイルではeSIMを無料で発行でき、物理SIMからeSIMへの変更も無料です。
eSIMにはメリット・デメリットがあるため、eSIM契約が不安な方は、まずはeSIMの理解を深めるといいでしょう。
楽天モバイルでeSIMを利用するメリット
楽天モバイルでeSIMを利用するメリットは以下のとおりです。
それぞれのメリットについて解説します。
最短1時間以内!即日開通ができる
楽天モバイルでeSIMを利用する場合の最大のメリットは、即日開通ができる点です。
通常、物理SIMカードの場合は手元に届くまで数日〜1週間程度かかります。
一方のeSIMであれば、申し込み〜利用開始まで最短1時間以内で利用開始可能です。
紛失や破損のリスクが少なくなる
物理SIMカードの場合、ICチップ部分が汚れてしまうと接触不良を起こすことや、差し込み時に紛失する・破損するといったリスクもあります。
しかし、eSIMの場合は内蔵ICチップにSIM情報を書き込むため、物理SIMカードのような紛失・破損の心配が少なくなるという点が大きな特徴です。
デュアルSIMでの運用ができる
デュアルSIMとは、1台のスマホで物理SIMカード+eSIMや、2つのeSIMを使って、2つの携帯回線を同時に利用できる機能です。
たとえば、プライベート用と仕事用に異なる電話番号を使いたい場合や、違うキャリアの回線を使いたい場合に便利な機能となります。
「楽天モバイルの電波が不安…」という場合も、楽天モバイルをメイン回線としながら、ソフトバンク回線のワイモバイルやau回線のUQモバイルをサブ回線として併用して利用するといった使い方が可能です。



逆に、今契約中のSIMカードはそのままで「お試しで楽天モバイルを使ってみたい!」という方にもおすすめです。
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楽天モバイルでeSIMを利用するデメリット・注意点
楽天モバイルでeSIMを利用するデメリット・注意点は以下のとおりです。
利用開始時に設定が必要となる
物理SIMカードは端末にSIMカードを差し込むだけで利用できますが、eSIMは利用開始に設定が必要となります。
とはいえ、楽天モバイルの場合はmy 楽天モバイルから簡単な手続きで設定できるため、はじめての手続きでも問題なく行えるでしょう。
機種変更の際に再発行手続きが必要
機種変更をした後、物理SIMカードの場合はSIMカードを差し替えるだけで手続きが完了しましたが、eSIMの場合はeSIMの再発行手続きが必要となります。
とはいえ、楽天モバイルの場合はmy 楽天モバイルから簡単な手続きで設定できるため、はじめての手続きでも問題なく行えるでしょう。
eSIM対応の機種が必要
eSIMはすべての機種が対応しているわけではなく、利用するためにはeSIM対応機種が必要です。
最近発売された機種はほとんどがeSIMに対応していますが、これまで使っていた端末でeSIMを使いたい場合は、eSIMに対応しているかどうかを必ず確認しましょう。
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楽天モバイルでeSIMを利用する手順をケースごとに紹介【他社から乗り換え/新規契約/機種変更】


楽天モバイルでeSIMを利用する手順を以下のケースごとに紹介します。
自分のケースにあった項目をご確認ください。
他社から乗り換えで楽天モバイルのeSIMを利用する場合
他社から乗り換えで楽天モバイルのeSIMを申し込む場合の手順は以下のとおりです。
楽天モバイルへ申し込む前に、手続きに必要となるものを準備してください。
| 本人確認書類 | 運転免許証 運転経歴証明書 マイナンバーカード(個人番号カード) 精神障がい者保健福祉手帳 療育手帳 身体障がい者手帳※補助書類が必要 健康保険証※補助書類が必要 日本国パスポート※補助書類が必要 住民基本台帳カード※補助書類が必要 在留カード 特別永住者証明書 外交官身分証明票※住居証明書必要 補助書類に関しては楽天モバイル公式サイトをご確認ください。 |
|---|---|
| MNP予約番号 | 現在利用中のキャリアから発行する ※MNPワンストップ対応キャリアの場合は発行不要 |
| 楽天会員ユーザーID・パスワード | 【楽天会員でない方】 楽天会員に登録(無料)をお願いします。 【既に楽天会員の方】 登録情報が最新の情報でお申し込み内容と一致しているか、ご確認ください。 |
| クレジットカード・銀行口座情報 | 毎月のお支払い方法に設定いただくクレジットカード、もしくは口座振替用の銀行口座情報 |
なお、MNPワンストップ対応キャリアは以下の通りです。現在お使いのキャリアが以下に記載されている場合、MNP予約番号の発行は不要です。
MNPワンストップ対応キャリア(タップで開きます)
- NTTドコモ
- au
- ソフトバンク
- ahamo
- UQ mobile
- povo
- ワイモバイル
- LINEMO
- LINEモバイル
- ジャパネットたかた通信サービス
- 日本通信SIM
- b-mobile
- mineo
- センターモバイル
- LPモバイル
- IIJmio
- NUROモバイル
- イオンモバイル
- BIGLOBEモバイル
- J:COM MOBILE
- HISモバイル
- KABU&モバイル
- RayL Mobile
- Smiles Connect
- NifMo
- メルカリモバイル
- OCN モバイル ONE
出典:楽天モバイル公式サイト


SIMの選択画面で「eSIM」を選択しましょう。
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my 楽天モバイルアプリの画面下メニュー「ホーム」から該当の申し込み番号をタップします。
その後、「MNP転入を開始する」を押して手続きを完了させます。
なお、申し込みする時間によっては手続きの完了が翌日になる場合があるため注意してください。
| 受付時間 | MNP完了時間 |
|---|---|
| 9:00~21:00 | 当日中 |
| 21:01~翌8:59 | 翌9:00以降 |


my 楽天モバイルアプリの画面下メニュー「ホーム」から該当の申し込み番号をタップします。
「開通手続きへ進む」をタップし、画面の表示にしたがって手続きを完了させてください。
Wi-Fiをオフにした状態で、ブラウザを立ち上げ楽天の電波でデータ通信ができるか確認してみてください。
問題なく利用できればeSIMの設定まで設定が完了しています。
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楽天モバイル利用中で物理SIMカードからeSIMに変更する場合
現在すでに楽天モバイルで物理SIMカードを利用しており、eSIMに変更する場合の手続き手順は以下のとおりです。


my 楽天モバイルアプリを開き、右上のメニュー「契約プラン」から「各種手続き」内の「SIM再発行を申請する」をタップします。
SIM再発行理由を「その他」SIMタイプを「eSIM」にし、「再発行を申請する」ボタンをタップしてください。


my 楽天モバイルアプリの「お申し込み履歴をみる」から「開通手続きへ進む」を選択してください。
「my 楽天モバイルネットワークに接続します」と表示されるので、「接続」を選択し、「開通手続きが完了しました」と表示されるまで待ちます。
Wi-Fiをオフにした状態で、ブラウザを立ち上げ楽天の電波でデータ通信ができるか確認してみてください。
問題なく利用できればeSIMの設定まで設定が完了しています。
なお、不要になったSIMカードは返却の必要はありません。



楽天モバイルショップでの返却も受け付けていないため、手続きが完了したら地域に合わせた分別方法で破棄しましょう。
楽天モバイルで利用中のeSIMを別の端末に移行する場合
機種変更ですでに楽天モバイルで利用しているeSIMを別の端末に移行する場合の方法は以下のとおりです。


my 楽天モバイルアプリを開き、右上のメニュー「契約プラン」から「各種手続き」内の「SIM再発行を申請する」をタップします。
SIM再発行理由を「その他」SIMタイプを「eSIM」にし、「再発行を申請する」ボタンをタップしてください。


my 楽天モバイルアプリの「お申し込み履歴をみる」から「開通手続きへ進む」を選択してください。
「my 楽天モバイルネットワークに接続します」と表示されるので、「接続」を選択し、「開通手続きが完了しました」と表示されるまで待ちます。
Wi-Fiをオフにした状態で、ブラウザを立ち上げ楽天の電波でデータ通信ができるか確認してみてください。
問題なく利用できればeSIMの設定まで設定が完了しています。
なお、iPhoneからiPhoneへ機種変更する場合はクイックスタートを使ってSIMの移行を行う方法もおすすめです。
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楽天モバイルのeSIM対応機種・確認方法
楽天モバイルでeSIMを使うためには対応機種を用意する必要があります。
楽天モバイルのeSIMに対応しているiPhone一覧
2025年10月現在、楽天モバイルで現在販売中のiPhoneでeSIMに対応している機種は以下のとおりです。
- iPhone17シリーズ
- iPhone Air
- iPhone16e
- iPhone16シリーズ
- iPhone15シリーズ
- iPhone14/14 Plus
- iPhone SE(第3世代)
出典:楽天モバイル公式サイト
なお、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降のiPhoneはすべてeSIMに対応しています。
楽天モバイルのeSIMに対応しているAndroid一覧
2025年10月現在、楽天モバイルで現在販売中のAndroidでeSIMに対応している機種は以下のとおりです。
- Google Pixel 10/10 Pro
- Phone(3)
- CMF Phone 2 Pro
- Google Pixel 9a
- OPPO Reno13 A
- AQUOS wish5
- Phone(3a)
- arrows We2
- OPPO A3 5G
- AQUOS sense9
- arrows We2 Plus
- Xperia 10 Ⅵ
- OPPO Reno11 A
出典:楽天モバイル公式サイト
なお、PixelシリーズはPixel 4以降の機種、GalaxyはS23以降の機種、Xperiaはmark4以降の機種、AQUOSはR7以降の機種など、最近発売されている機種のほとんどがeSIMに対応しています。
自分が使っている機種がeSIMに対応しているかは、各メーカー公式サイトで確認が可能なので、必ず確認してから利用するようにしましょう。
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楽天モバイルのeSIMについてよくある質問
楽天モバイルのeSIMについてよくある質問をまとめました。
楽天モバイルのeSIMは再発行や再設定できる?
楽天モバイルのeSIMは再発行や再設定がmy 楽天モバイルから簡単に行えます。
- my 楽天モバイルにログイン
- 「契約プラン」⇨「各種手続き」⇨「SIM再発行を申請する」をタップ
- SIM再発行の理由を「その他」、eSIMを選択し「再発行を申請する」をタップ
- SMSに送信されるワンタイムパスワードを入力し認証する
- 申し込み内容を確認して「確定する」をタップ
- my 楽天モバイルの「eSIM開通手続きに進む」をタップして完了
楽天モバイルのeSIM再発行時に手数料がかかる?
楽天モバイルではeSIMの再発行時の手数料は無料です。
eSIMカードから物理SIMカードに戻せる?
eSIMカードから物理SIMカードに変更することも可能です。
ただし、SIMカードの発行手数料3,300円が必要となるため注意してください。
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まとめ|楽天モバイルでeSIMを使ってみよう!
本記事では楽天モバイルのeSIMの使い方について詳しく解説しました。
はじめてeSIMを使う場合は不安に思う方もいるかもしれませんが、楽天モバイルなら簡単な手続きでeSIMを利用開始できます。
なお、楽天モバイルでは現在SIMのみ契約で最大14,000ポイント還元の三木谷キャンペーンや、iPhoneのセット購入で最大40,000円相当還元を受けられるキャンペーンを実施中です。
eSIM専用機となる最新のiPhone17シリーズやAndroidをeSIMで使いたい方は本記事を参考に、楽天モバイルで申し込んでみてはいかがでしょうか。






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