楽天モバイルのバンド(周波数)一覧！プラチナバンドは6月から開始

楽天モバイルの再契約可能なキャンペーンである三木谷キャンペーンの実施や電波改善が進み、おすすめの格安SIMとして挙げられやすくなりました。

この記事では、楽天モバイルの4G・5Gバンド（周波数）一覧と2024年6月から順次導入されはじめたプラチナバンドについて解説します。

楽天モバイルのバンド（周波数帯）はバンド3(1.7GHz帯)とauプラチナバンドであるバンド18/26(800MHz)を中心としています。

2024年6月以降はプラチナバンドであるバンド28(700GHz帯)が追加され拡大していくので、電波状況は大きく改善されていく見通しとなりました。

「楽天モバイルのバンドについて知りたい！」
「楽天モバイルのプラチナバンドってどうなったの？」

上記のような疑問を持っている方は必見です！

なお、バンドだけでなく楽天モバイルの評判が知りたい人は、下記もあわせてご覧ください。独自でアンケートを取っているので、楽天モバイルの最新評判がわかります。

断言！楽天モバイルのプラチナバンド(バンド28)で最強になる

楽天モバイルはプラチナバンド(バンド28)で最強になると断言できます。

楽天モバイルの価格面は無制限が3,278円とすでに最強クラスですが、地下や山間部で電波が弱くなることが致命的な弱点でした。

しかし、プラチナバンドがあれば商業施設の内部や山奥などでも電波が届きやすくなるため、使い勝手がさらに向上する＝最強になると考えられます。

ここからは、楽天モバイルがプラチナバンドによってどう最強になっていくかを深掘りして見ていきましょう。

楽天モバイルのプラチナバンドは6月から提供開始

楽天モバイルのプラチナバンドは、6月から提供開始されます。

プラチナバンドについては5月に行われた「2024年度第1四半期決算説明会」の中で三木谷社長が説明しており、主要投資部から順次拡大していくとのことです。

全国的にプラチナバンドが行き渡るまでには時間がかかりそうですが、都市部では早めに電波状況が改善されるかもしれません。

プラチナバンドがあれば建物内や山間部でも繋がりやすくなる

プラチナバンドがあれば建物内や山間部でも繋がりやすくなります。

下記に周波数による違いをまとめました。

楽天モバイルはこれまで周波数が高いバンドしか保有しておらず、速度は速いが繋がりづらい状況でした。

繋がりづらいエリアをauのプラチナバンドをレンタルしてカバーしていましたが、カバーできていない部分も多く隙が多かったと言えます。

しかし6月からは自社のプラチナバンドを拡大していくので、これまで電波が届きづらかった場所でも繋がりやすくなるのです。

バンド28は700Hz帯！カバーできない部分もあるので注意

楽天モバイルが割り当てられたプラチナバンドのバンド28は700Hz帯のみと狭いです。

プラチナバンドで繋がりやすさは改善されるものの、帯域が狭い=速度が出づらいことからプラチナバンドエリア内での速度にはあまり期待できません。

とはいえ、あくまで高速通信ができない可能性があるだけであり、日常利用で困ることはまずないでしよう。

楽天モバイルの5G対応バンド(周波数)の一覧

楽天モバイルの5G対応バンド(周波数)一覧は以下のとおりです。

バンド	周波数帯	備考
Band n77	3.7GHz帯	メインバンド （Sub6）
Band n257	28GHz帯	ミリ波

n77(3.7GHz)｜繋がりやすさ重視のSub6

n77(3.7GHz)は、Sub6と呼ばれる楽天モバイルの5G主要周波数帯バンドです。

Sub6は5Gバンドの中でも周波数帯が低いので、広いエリアをカバーできる＝繋がりやすいです。また、4G回線のインフラをある程度利用できるため、導入コストが低いことも特徴でしょう。

なお、auやドコモでは5Gバンドとしてn78が割り当てられていますが、楽天モバイルではn78バンドに対応していません。n77バンドに対応していないスマホでは5Gを利用できないので注意しましょう。

n257(28GHz)｜高速通信できるミリ波

n257(28GHz)はミリ波と呼ばれる5Gバンドです。高速大容量・低遅延・多数同時接続といった5Gの真価を発揮するはミリ波への対応が必要不可欠。

楽天モバイルのエリアマップを見ると、都市部を中心にミリ波が拡大していることがわかります。

楽天モバイルの4G対応バンド(周波数)の一覧

楽天モバイルの4G対応バンド(周波数)一覧は以下のとおりです。

バンド	周波数帯	備考
Band 3	1.7GHz帯	メインバンド
Band 28	700GHz帯	プラチナバンド ※2024年6月以降拡大
Band 18/26	800MHz帯	auプラチナバンド ※順次終了予定

バンド3(1.7GHz)｜楽天モバイルのメインバンド

バンド3(1.7GHz)は楽天モバイルのメインバンドです。周波数帯が高いため高速通信できますが、建物の内部や地下には電波が届きづらい弱点もあります。

楽天モバイルを他社スマホで利用する場合は、まずバンド3に対応しているかどうかをチェックしてみてください。

バンド28(700MHz)｜楽天モバイルのプラチナバンド

バンド28(700MHz)は楽天モバイルのプラチナバンドであり、2024年6月以降に都市部から順次拡大していきます。

プラチナバンドは周波数帯が低いので、障害物を回り込んで行き届いてくれます。

プラチナバンドが全国的に拡大すれば、山間部や建物の内部など、今まで繋がりづらかった場所でも快適に通信できるでしょう。

バンド18/26(800MHz)｜auのプラチナバンド(順次終了)

バンド18/26(800MHz)はauから借りているプラチナバンドです。

楽天モバイルがカバーできていない補っていますが、プラチナバンドやバンド3の拡大によって順次終了となっています。

楽天モバイルのバンド18固定は必要なくなる？

楽天モバイルのバンド18固定は、無制限で利用できるau回線（プラチナバンド）だけを利用する方法です。

自社回線だけでは建物の内部・地下で繋がりづらいため、au回線だけを利用する方法＝バンド固定が編み出されたのです。

ただし、楽天モバイルはプラチナバンドを獲得したことからわざわざauのバンド18だけを利用する必要がなくなったとも言えるでしょう。

また、auのバンド18は楽天回線エリアの拡大によってかなり縮小しており、このままいけば多くの場所でバンド18固定はできなくなると予想できます。（バンド18固定はauエリアでないとできない）

Rakuten最強プラン当初はauのプラチナバンドが無制限利用できるため注目を浴びたバンド18固定ですが、今後は楽天モバイルのバンドだけに頼ってもいいかもしれません。

楽天モバイルのバンドに関するよくある質問

最後に楽天モバイルのバンドに関するよくある質問に答えてきます！

楽天モバイルのプラチナバンドはいつからですか？

楽天モバイルのプラチナバンドは2024年6月から順次拡大していきます。（参照：2024年度第1四半期決算説明会）

都市部を中心に拡大していくので、繋がりやすさを実感するまではまだまだ時間がかかるかもしれません。

楽天モバイルはプラチナバンドで今後どうなる？

楽天モバイルは、プラチナバンドによって今後通信品質が改善されます。

料金面は全キャリア最安値ですので、プラチナバンドが拡大すればキャリア品質の通信品質と格安SIM並みの安さを兼ね備えた唯一無二のキャリアとなるでしょう。

楽天モバイルの5Ｇエリア確認方法は？

楽天モバイルの5Gエリアは公式サイトのサービスエリアマップから確認できます。

ミリ波・Sub6どちらも確認できるので、利用場所の住所を検索窓に入れて5Gエリアを確かめてみてください。

まとめ｜楽天モバイルのバンドはプラチナバンドが追加！

本記事では楽天モバイルのバンド(周波数帯)について解説しました！

今後の楽天モバイルのバンドはバンド3とバンド28(プラチナバンド)がメインとなってきます。SIMフリーの他社スマホをを利用するにはバンド3と28に対応しているものを選びましょう。

プラチナバンドは都市部を中心に拡大していくので、今後の繋がりやすさに期待してもいいかもしれません。