
「1Passwordを使ってみたいけれど、毎月の費用が気になる・・・」
「無料トライアルが終わったら、保存したパスワードはどうなってしまうの?」
パスワード管理ツール1Passwordは世界中で高い評価を得ていますが、サブスクリプション型(継続課金)であるため、導入をためらっている方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、現在の1Passwordに永続的に無料で使えるプランはありません。

しかし、仕組みを正しく理解すれば、無料トライアルを最大限に活用したり、公式価格よりも安く利用したりすることは可能です。
本記事では、1Passwordの無料トライアルの内容と、期間終了後の「凍結状態」のリスク、そしてコストを最小限に抑えて安全に利用するための賢い運用方法を徹底解説します。
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【結論】1Passwordに無料プランはない
まずは、1Passwordの現在のプラン体系と、無料で利用できる範囲について解説します。
- 無料でできるのは「試用」と「閲覧」のみ
- 1Passwordのコストを抑える3つの選択肢
無料でできるのは「試用」と「閲覧」のみ
残念ながら、現在1Passwordには期間無制限で利用できる「無料プラン(Free Tier)」は存在しません。
かつては買い切り版(スタンドアローン)も販売されていましたが、バージョン8以降はクラウド同期型のサブスクリプションモデルに完全移行しました。そのため、正規の方法で無料で使い続けることは不可能です。(参照:1Password公式 料金プラン)

現在、無料で利用できるのは以下の2つの状態のみです。期間はトライアルが14日間、凍結状態は無期限となります。
| 状態 | 利用可能な機能 |
|---|---|
| 14日間の 無料トライアル |
有料版の全機能(追加・編集・自動入力など)を制限なく利用可能。 |
| 凍結状態 (Frozen) |
データの「閲覧・コピー・エクスポート」のみ可能。新規追加や編集は不可。 |
1Passwordのコストを抑える3つの選択肢
1Passwordを無料で利用したい、もしくは少しでも安く購入したいと考えている方が取れる選択肢は、大きく分けて次の3つです。
| 選択肢 | 内容 |
|---|---|
| ① 無料トライアル | まずは14日間、全機能を無料で試して使い勝手を確認する。 |
| ② 凍結利用 | 課金せず、閲覧専用ツールとして使い続ける。 |
| ③ ソースネクスト版 | 公式サイトよりも安い「3年版」を購入してコストを下げる。 |
購入前に1Passwordの機能や使い勝手を確認したい場合は、「①無料トライアル」から始めましょう。 クレカ登録不要でリスクがないため、気軽に試すことができます。
「②凍結利用」は、無料で使い続ける方法です。しかし、この状態はパスワードの 新規登録ができず、セキュリティリスクが高いためおすすめしません。
無料トライアル後、継続して利用したいと思えたら「③ソースネクスト版」で申し込むのがおすすめ。機能はそのままで公式サイトで申し込むよりも安いため、 月額換算のコストを下げることができます。

個人プラン・ファミリープランどちらも公式サイトよりソースネクスト経由で申し込む方が安いです。
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1Password 14日間無料トライアルの概要と賢い使い方
では、「まずは無料トライアルから試してみたい」という方を対象に、無料トライアルの概要と、期間中にチェックすべきポイントをご紹介します。

無料トライアル中に確認すべきこと・やっておくべきこともまとめていますので、参考にしてください。
無料トライアルは面倒くさいという方には、主要機能の詳細や使い方をまとめた下記のレビュー記事が参考になるかと思います。
無料トライアルは「全機能」が制限なく使える
1Passwordの無料トライアルは、いわゆる機能制限版ではありません。以下のような有料版のフル機能を、そのまま体験できます。
- デバイス数無制限:PC、スマホ、タブレットなど全端末で同期可能
- Watchtower機能:漏洩したパスワードや脆弱性を検知
- 高度なセキュリティ:2要素認証やシークレットキーによる保護
また、クレジットカード情報の登録なしで開始できるため、「気づかないうちに課金されていた」というトラブルも防げます。
トライアル中に確認すべき「チェックリスト」
14日間という短い期間を有意義に使うために、以下のポイントを重点的にチェックしましょう。
- 自動入力の挙動:普段使うブラウザやアプリでスムーズに入力できるか。
- 同期スピード:PCで登録したパスワードが、即座にスマホに反映されるか。
- インポート精度:Chromeや他社ツールからデータ移行した際、漏れやズレがないか。
期間終了前にやっておくべきこと
もし「自分には合わない」と感じて利用を停止する場合は、特に手続きは不要です。クレジットカードを登録していなければ自動的に契約は終了し、アカウントは凍結されます。
一方、データを他のアプリに移したい場合は、トライアル期間中に「エクスポート」を行ってください。PC版アプリを使えば、CSV形式などでデータを取り出すことができます。

【重要】無料期間が終わったらどうなる?「凍結状態」の真実
続いては、期間終了後のアカウントの状態(凍結)について、具体的に何ができて何ができないのかを解説します。
自動課金はされず、データも削除されない
前述の通り、支払い情報を登録していなければ勝手に料金が発生することはありません。
また、凍結されたからといってデータがすぐに消えるわけではなく、クラウド上に保持され続けます。(参照:1Password公式 アカウントが凍結された場合)
凍結状態で「できること・できないこと」
凍結状態になると、パスワード管理ツールとしての利便性は大きく制限されます。具体的な機能の可否は以下の通りです。
| 機能・操作 | 可否 | 詳細・注意点 |
|---|---|---|
| データの閲覧・コピー | 〇 可能 | アプリやブラウザからログインして確認可能。 |
| データのエクスポート | 〇 可能 | 乗り換え用にCSV形式などで書き出し可能。 |
| 新規パスワードの追加 | × 不可 | 新しいアカウントを作っても保存できません。 |
| 既存データの編集 | × 不可 | パスワード変更などが反映できません。 |
| 自動入力(オートフィル) | × 不可 | ブラウザ拡張機能が停止し、手動コピペが必要になります。 |
【結論】凍結状態は「閲覧用」。常用するのはリスクが高い
「凍結状態でも閲覧できるなら、無料で使い続けられるのでは?」と考える方もいるかもしれません。しかし、セキュリティの観点からは推奨できません。
パスワードは、定期的な変更や新規登録が必要な「生き物」です。情報の更新ができないツールを使い続けることは、セキュリティホールを放置することを意味します。

凍結状態は、あくまで「一時的な閲覧用」と割り切りましょう。
無料トライアルから安価なプランへ移行するおすすめ手順
前述したように、1Passwordを長期的に利用するなら公式サイトよりもソースネクスト経由の方が安いです。
この章では、無料トライアル後にソースネクスト版を申し込む手順についてご紹介します。
ステップ1:まずは公式サイトでトライアル開始
まずは1Password公式サイトから無料トライアルに申し込み、14日間じっくりと使い勝手を試してください。
この段階では支払いは発生しません。
ステップ2:継続するなら「ソースネクスト版」を購入
継続利用を決めたら、公式サイトで課金情報を入力するのではなく、日本の販売代理店である「ソースネクスト」からライセンスを購入します。
購入後に発行されるシリアルコードを既存のアカウントに適用するだけで、データはそのままで有料版へ移行可能です。
| プラン | 公式サイト (ドル建て・3年換算) |
ソースネクスト (日本円・3年版定価) |
|---|---|---|
| 個人プラン (1人用) |
約16,878円 ($2.99/月×36ヶ月) |
12,800円 (約4,000円お得) |
| ファミリープラン (5人用) |
約28,168円 ($4.99/月×36ヶ月) |
21,480円 (約6,600円お得) |
※公式サイト価格は$1=156.80円換算の場合。
※ソースネクスト価格は定価(税込)。セール時はさらに安くなる場合があります。
ソースネクスト版は円建ての固定価格であるため、円安の影響を受けにくく、公式価格よりも割安になるケースがほとんどです。
公式サイト経由とソースネクスト経由の違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

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どうしても1Passwordを無料で使いたい人への代替案
どうしてもパスワード管理ツールにお金をかけたくない。
選択肢1:Bitwarden(完全無料)への乗り換え
「Bitwarden」は、基本的なパスワード管理機能が完全無料で使えるオープンソースのツールです。
- デバイス数無制限
- パスワード登録数無制限
- 日本語対応
1Passwordの凍結アカウントからデータをエクスポートし、Bitwardenにインポートすれば、スムーズに移行できます。
UIの洗練度では1Passwordに劣る部分もありますが、無料で安全に管理したいならおすすめ選択肢です。
選択肢2:OS標準機能(iCloudキーチェーン/Google)に戻る
Apple製品(iPhone, Mac)のみを使っているなら「iCloudキーチェーン」、Chromeブラウザがメインなら「Googleパスワードマネージャー」を使うのも手です。
追加アプリが不要で手軽ですが、OSをまたいだ利用(例:iPhoneとWindows PC)がしにくい点には注意が必要です。

無料で完結させたい場合は「Bitwarden」、手軽さを最優先するなら「OS標準機能」が有力な候補となります。
こんな人は有料版の1Passwordを利用すべき
上記では無料の代替案を提案しましたが、以下に該当する場合は有料版の1Passwordを選ぶことをおすすめします。
- パスワードを頻繁に更新・新規登録する人
- 家族で安全に共有したい人
- 万が一のトラブル時にサポートが必要な人
パスワードを頻繁に更新・新規登録する人
多くのWebサービスを利用している場合、「すべて異なる強力なパスワード」を記憶するのは不可能です。1Passwordなら、サイトごとのパスワード生成から保存までを自動化できます。
特に、セキュリティ意識が高く「パスワードの使い回し」を避けたい方にとって、Bitwardenの無料版よりも洗練されたUIと入力補助機能は、毎日のストレスを大きく軽減してくれるでしょう。
家族で安全に共有したい人
1Passwordのファミリープランを利用すれば、Wi-Fiのパスワード、銀行口座情報、Netflixのログイン情報などを、家族間で安全かつ簡単に共有できます。
メールやLINEでパスワードを送るのは盗聴のリスクがありますが、1Passwordの共有機能なら暗号化された状態で渡せるため、家族全員のデジタル資産を守ることが可能です。
万が一のトラブル時にサポートが必要な人
海外製の無料ツールは「英語サポートのみ」「返信が遅い」というケースが一般的です。
一方、1Passwordであれば、日本語でのサポートが受けられます。また、2024年から導入された「リカバリーコード」機能を使うことで、マスターパスワードを忘れた際のアカウント復旧も可能になりました。

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よくある質問(FAQ)
最後に、1Passwordの無料利用に関して寄せられることの多い疑問をQ&A形式でまとめました。
Q. 無料トライアル終了後に自動で料金が発生しますか?
公式サイトから登録し、クレジットカード情報を入力していなければ、料金は一切発生しません。期間終了後にアカウントが凍結状態になるだけです。
ただし、iPhoneアプリ(App Store)経由でサブスクリプション登録した場合は、Apple IDの設定で自動更新をオフにしないと課金される可能性があるため注意してください。
Q. 凍結状態でもデータのエクスポートはできますか?
可能です。
アカウントが凍結されていても、PC版アプリなどから「.1pux」や「CSV形式」でデータを書き出すことができます。
Q. 凍結状態でもオートフィル(自動入力)は使えますか?
基本的には使えなくなります。ブラウザの拡張機能が停止するため、ログイン時はアプリを開いてパスワードをコピーし、貼り付ける作業が必要です。
一部のショートカットキー操作等で動作したという報告もありますが、公式に保証された動作ではなく、アップデートで使用不可になる可能性も高いため、あてにするのは危険です。
Q. ソースネクスト版は「既存のアカウント」にも使えますか?
使えます。すでに公式サイトで作成済みのアカウント(トライアル中や凍結中を含む)に対して、ソースネクストで購入したシリアルコードを適用し、有効期限を延長させることができます。
わざわざアカウントを作り直したり、データを移行したりする必要はありません。
まとめ
1Passwordには永続的な無料プランはありませんが、その分セキュリティと利便性は業界最高水準です。
- 無料トライアル(14日間)で全機能を試す。
- 期間終了後は「凍結」され、新規追加ができなくなる。
- 継続するなら「ソースネクスト版」が最安。
- 完全無料が良いなら「Bitwarden」へ移行する。
最も重要なのは、中途半端な凍結状態で使い続けないこと。ご自身の予算と用途に合わせて、正規版を安く使うか、潔く無料ツールへ移行するかを選択してください。
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