資産運用や老後の資金のために「不動産投資」に興味がある人も多いのではないでしょうか。
不動産投資を検討している人の中には「不動産投資会社が多くてどこが良いのかわからない」「不動産投資をしている人の投資額は?」「不動産投資をする際に重要なことは?」など、疑問も多くあると思います。
マイナビニュース不動産投資ガイド運営では、不動産投資の経験がある全国の20歳以上の男女200人を対象にアンケートを実施して、不動産投資や不動産投資会社の認知度、利用状況を分析しましたのでぜひ参考にしてください。
不動産投資・不動産投資会社の意識調査結果まとめ
- 利用者数が1番多かった不動産投資会社は「RENOSY(リノシー)」が全体の28%!2位は「FJネクスト」、3位は「LANDNET(ランドネット)」
- 不動産投資で重要視することは「想定利回り」が36%!次いで「元本保証」
- 不動産投資会社を選ぶ時のポイントは「実績と信頼性」が約60%!「手数料の低さ」を気にする人も多い
- 不動産投資に関する情報収集の方法は「ネット・ブログ」に次いで「不動産会社に直接聞く」「不動産投資会社のセミナー・勉強会に参加する」という声も多い!
アンケートの調査概要
調査名 | 不動産投資及び不動産投資会社に関する意識調査 |
調査方法 | アンケート収集ツールFreeasy |
調査期間 | 2024年8月1日〜8月26日 |
アンケート回答者総数 | 200人 |
回答者の年齢 | 20〜29歳:8人30〜39歳:30人40〜49歳:41人50〜59歳:48人60〜69歳:33人70〜79歳:32人79〜80歳:8人 |
回答者の年収 | 100万円以下:2人(男1/女1人)100万円〜200万円未満:5人(男4人/女1人)200万円〜300万円未満:1人(男1人/女0人)300万円〜400万円未満:21人(男18人/女3人)400万円〜500万円未満:28人(男20人/女8人)500万円〜600万円未満:16人(男12人/女4人)600万円〜700万円未満:15人(男12人/女3人)700万円〜800万円未満:11人(男10人/女1人)800万円〜900万円未満:17人(男12人/女5人)900万円〜1000万円未満:20人(男17人/女3人)1000万円〜1200万円未満:26人(男22人/女4人)1200万円〜1500万円未満:11人(男9人/女2人)1500万円〜1800万円未満:11人(男6人/女5人)1800万円〜2000万円未満:4人(男4人/女0人)2000万円以上:12人(男11人/女1人) |
回答者の居住地(都道府県) | 北海道10人・青森0人・岩手1人・宮城3人・秋田0人・山形2人・福島3人・茨城1人・栃木3人・群馬1人・埼玉10人・千葉10人・東京37人・神奈川23人・新潟2人・富山1人・石川0人・山梨1人・長野4人・岐阜4人・静岡2人・福井0人・愛知13人・滋賀1人・京都5人・大阪10人・兵庫11人・奈良3人・鳥取1人・岡山2人・広島2人・山口0人・徳島1人・香川0人・愛媛0人・高知0人・福岡19人・佐賀0人・長崎1人・熊本2人・宮崎1人・鹿児島3人、沖縄0人 |
※調査結果データの引用、転載に際しては必ず「不動産投資及び不動産投資会社に関する意識調査|マイナビニュース不動産投資ガイド運営調べ」と記載してください。
不動産投資の経験がある人の75%は「株式投資」もおこなっている!
不動産投資の経験がある200人に「不動産投資以外におこなったことがある投資の種類」を聞いたところ、全体の75%(150人)が「株式投資」の経験があると回答しました。
次いで多いのが「債券投資(国債)」で27.5%。「不動産投資型クラウドファンディング」と「ETF(上場投資信託・投資信託)も23%と多い結果となっています。
不動産投資しか投資をおこなったことがない人は、全体の9%に留まったため、不動産投資を行う人は、他の投資方法も並行して行う人が多いことがわかります。
不動産投資型クラウドファンディングの基礎知識や、おすすめのサービスを紹介した以下の記事もおすすめです。
また、不動産投資型クラウドファンディングの意識調査をおこなった以下の記事も併せてご覧ください。
全体の半分以上が「資産運用の手段」として不動産投資に興味を持った!次いで多いきっかけは「高利回りの期待」
不動産投資に興味を持ったきっかけとして1番多い理由は、「資産運用の手段」が54%(108人)で、次いで多かった理由は「高利回りの期待」が47.5%という結果でした。
不動産投資は、不動産を購入して賃貸収入を得るという形が一般的なため、初期費用も高額になる傾向があります。
そのため、資産運用を行いながら高利回りが期待できるという点は、不動産投資を選ぶ大きな理由の一つとなると予測できます。
また、その他の理由としては、「家族から相続した不動産の使い道として不動産投資を始めた」「証券会社の担当者に資産運用の手段として勧められたので始めたら、予想より利回りがよかった」といった声がみられました。
不動産投資で1番不安に感じることは「資産価値の下落」と「空室リスク」「市場の変動」が圧倒的!
不動産投資をおこなう際に1番不安に感じることで、多かった回答は「資産価値の下落」が54%(108人)次いで「空室リスク」が53%という結果でした。
不動産投資をおこなっている人は、ゴミ屋敷化や入居者の故意による設備の損傷など、適切に住居を利用されなかったことによる不動産の「資産価値の低下」を不安に感じる人が多いようです。
また、不動産を購入して賃貸用に貸し出したけど、なかなか入居者が決まらず空室のままになってしまう「空室リスク」を懸念する人も多くみられます。
近年、高齢者の孤独死も増えていることから、不動産投資をする際には、家賃や修繕費用の補填をしてくれる保証会社への加入も同時に検討した方が良いでしょう。
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利用者が1番多い不動産投資会社は「RENOSY(リノシー)」2位は「FJネクスト」3位は「LANDNET(ランドネット)」
不動産投資を行った200人のうち、28%にあたる56人がRENOSY(リノシー)を利用したことがあると回答しました。
RENOSYは知名度が高く、都内を中心とした中古コンパクトマンションの投資に強い不動産投資会社で、2024年3月の東京商工リサーチ調べでは中古マンション投資の売上実績No1の実績があります。
利用者が多い2位は「FJネクスト」3位は「LANDNET(ランドネット)」という結果でした。
また、不動産投資会社を利用しないで不動産投資をおこなったと回答した人も全体の35.5%いることから、不動産投資を個人でおこなう人も多いことがわかります。
RENOSYの評判や口コミを紹介した以下の記事も併せてご覧ください。
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不動産投資会社を選ぶ際に重要視することは「実績と信頼性」が約60%!次いで「手数料の低さ」
不動産投資会社を選ぶ際に重要視することで一番多かった回答は、「実績と信頼性」が59.5%という結果でした。
次いで、「手数料の低さ」が43%で、「投資商品の種類と多様性」や「投資物件の運用制度」「入居率の高さ」を気にする人も多いようです。
一方、不動産投資会社はセミナーやキャンペーンが充実している会社も多いですが、どちらも10%以下と低いことから、そこまで重要視する人は少ないことがわかりました。
不動産投資をする際に、最も重要視することは「想定利回り」が36%!次いで「元本保証の有無」
不動産投資をする際に重要視する点で一番多かった回答は「想定利回り」が36%(72人)という結果でした。
次いで、「元本保証の有無」「運用会社の信頼性」を気にする人が多いようです。
一方、不動産投資会社を選ぶ際に重要視するポイントと同じで、キャンペーンや特典の充実性で不動産投資をする人は1%と、とても少ないことがわかりました。
不動産投資の投資額で1番多いのは「1000万円〜3000万円」!しかし、「5万円未満」も約10%いる!
不動産投資の投資額で一番多かった回答は、「1000万円〜3000万円(18%)」で、「3000万円以上」投資する人も12%いることから、30%の人が1000万円以上を不動産投資に使用しているという結果になりました。
一方、「10万円未満」と回答した人も全体の12%いることから、不動産投資型クラウドファンディングなどの少額から始められる不動産投資と、マンションやアパート一棟を購入して賃貸経営をおこなう不動産投資をする人で、投資額が大きく変わってくることが予測できます。
不動産投資型クラウドファンディングサービスで、人気の「COZUCHI」の評判や口コミを紹介したこちらも記事もおすすめです。
不動産投資の情報収集法で多いのは「ネット記事・ブログ」が47%!セミナー参加者も34%いる
不動産投資に関する情報収集の方法で一番多いのは「ネット記事・ブログ」が47%(94人)でした。
「不動産投資会社に直接聞く」と回答した人は35.5%、「不動産投資会社のセミナー・勉強会に参加する」人は34%と、全体の約40%の人が、不動産投資会社から不動産投資に関する知識を得ていることがわかります。
不動産投資会社が主催しているセミナーでは、過去の投資例や投資用物件の紹介もしてもらえる場合があるため、より具体的な知識とイメージが身につきます。
まとめ
不動産投資の経験がある20歳以上の男女200人を対象に、不動産投資及び不動産投資会社に関する意識調査をおこなった結果、不動産投資をおこなう際に重要視することは「想定利回り」で、不動産投資会社を選ぶ時は「実績と信頼性」を気にする人が多いことがわかりました。
1番利用者が多い不動産投資会社は「RENOSY(リノシー)」が28%という結果で、次いで「FJネクスト」、3位は「LANDNET(ランドネット)」です。
また、不動産投資の経験がある人は「株式投資」や「債券投資(国債)」、「不動産投資型クラウドファンディング」の投資経験がある人も多いことから、分散投資の手段として不動産投資をする傾向があるようです。
不動産投資を始めようと考えている人は、まずは不動産投資会社が主催しているセミナーや勉強会に参加してみることをおすすめします。
アンケート結果の利用について
調査結果データの引用、転載に際しては必ず「不動産投資及び不動産投資会社に関する意識調査|マイナビニュース不動産投資ガイド運営調べ」と記載してください。
調査結果は、本記事に記載されている内容をそのまま引用してください。結果の改変や歪曲はしないでください。
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▼出典記載例
※出典:「不動産投資及び不動産投資会社に関する意識調査」| マイナビニュース不動産投資ガイド運営調べ |
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