タグ・ホイヤーの王道、リニューアルした新作の「カレラデイト」「カレラデイトツインタイム」

スイスのジュネーブで開催の「Watches and Wonders Geneva 2025（ウォッチアンドワンダーズジュネーブ）」にて、タグ・ホイヤーの代表的な定番のコレクション「カレラデイデイト」の新作が発表された。

3針デイデイト（日付・曜日）の4モデルと、3針デイト＋GMTの1モデルをラインナップ。いずれも4月の発売を予定している。

普段使いの1本としても選びやすい「カレラデイデイト」

カレラデイデイトのエレガントなシルエットはそのままに、デザインを洗練。例えば、ベゼルを薄くして風防の開口部を大きくしたことで、ダイヤルの存在感と視認性が高まった。ダイヤルの目盛りで間隔を広く取ったことも視認性の向上に貢献している。風防のグラスボックスデザインから着想を得たという立体的なダイヤル構造は、奥行きとバランスをもたらしている。

ムーブメントもアップデート。自社製の自動巻き機械式「TH31」は、AMTと共同開発したタグ・ホイヤー専用のもの。約80時間のパワーリザーブを持ち、5年間の延長保証が適用される。

装着性にもこだわったとし、ステンレススチールブレスレットにはクイックチェンジリンクシステムを採用。工具を使わずにサイズ調整が可能となった。また、ブラックダイヤルモデルと組み合わされるレザーストラップは、両サイドにブルーのライニングが見えるようになっており、インパクトと新鮮な印象を与えている。

「WDA2112.BA0043」。シグネチャーブルーをのダイヤルはサンレイ加工のサテン仕上げ。予価は60万5,000円

「WDA2110.FC6614」。グレイン仕上げを施したブラックダイヤル。レッドの秒針やストラップにも注目。予価は59万9,500円

「WDA2111.BA0043」。ブラックオパーリンのダイヤルは控えめな上品さを求める人に向く。予価は63万8,000円

「WDA2111.BD0001」。ブラックオパーリンのダイヤルと、ステンレススティール＆18K 5Nゴールド製3列ブレスレットの組み合わせ。予価は126万5,000円

「WDA2113.BA0043」。スモーキーレッドのオパーリンダイヤルは洗練されたモダンなタッチを添える。予価は60万5,000円

カレラデイデイト
ケース素材：ステンレススチール
ケースサイズ：41mm
風防：ドーム型サファイアクリスタル（両面反射防止コーティング）
裏ぶた：シースルーバック
ブレスレット：ステンレススチール、「WDA2110.FC6614」はブラックカーフストラップ
防水性能：100m
ムーブメント：自動巻き機械式「TH31-02」
パワーリザーブ：約80時間

タグ・ホイヤーカレラデイトツインタイム

今回の新しいコレクションで主役を務めるという「カレラデイトツインタイム」は、時分秒針と6時位置の日付表示に加えて、レッドで彩ったGMT針を搭載。レーシングカーのカラーリングから着想を得たというティールカラーをまとったサンレイ加工サテン仕上げのダイヤルは、ツートンカラーのフランジとともに強いインパクトがある。