エターナルは、首都圏在住者の住まいに関する実態調査の結果を2月20日に発表した。調査は2月10日〜11日の期間、首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)に在住の賃貸居住者319名を対象に行われた。
はじめに、今後の住宅に関する意向について、42.9%が「将来的には購入したい(必ず+まだ具体的ではない)」と回答。28.9%が「賃貸を続けたい」と答えた。
「将来的には購入したい」の具体的な理由として、最も多かったのは「家賃を払い続けるのはもったいないから」(44.5%)だった。次いで「より広い住まいが必要だから」が35.0%、「老後の住まいを確保したいから」が35.0%と続いた。
一方で、賃貸を続けたい理由を聞くと、「住宅ローンを組みたくないから」が47.8%、「維持費や修繕費の負担が不安だから」が37.0%、「身軽に引っ越しできる方が良いから」が34.8%という結果になった。
また、もし住宅購入をする場合、マンションと戸建てどちらを希望するか聞くと、35.2%が「マンション」、31.3%が「戸建て」と回答。
マンションを購入したい理由として最多だったのは、「管理の手間が少ないから」(55.4%)だった。次いで「セキュリティ面が安心だから」(39.3%)、「立地の良い物件が多いから」(28.6%)が続いた。
戸建てを希望している人に、選んだ理由を聞くと、TOP3には「庭や駐車場などの自由なスペースが確保できるから」(43.0%)、「好きなようにリフォームや増改築ができるから」(40.0%)、「周囲に気兼ねなく生活できるから」(40.0%)がランクイン。
住宅ローンを検討する上での不安については、「住宅ローンが組めるか不安」が38.6%、「将来の返済に不安」が34.5%、「物件価格が高騰している」が32.3%という結果に。そのほか、金利上昇への不安、頭金への不安が続いた。