不動産投資と収益物件の情報サイト「健美家(けんびや)」を運営する健美家は、区分マンション・一棟アパート・一棟マンションの住宅系収益不動産における政令指定都市別の利回り調査結果を発表した。調査は、同サイトに2024年7月~12月に登録された新規物件を集計して行われた。
区分マンション・一棟アパート・一棟マンション、それぞれで「新潟市」が1位に選ばれた。アパートは2019年上半期以来12期連続、一棟マンションは5期連続の1位となる。
区分マンションの2位には「北九州市」(利回り15.32%)、3位には「静岡市」(利回り15.24%)がランクインしている。4位には「浜松市」(利回り13.59%)、5位には「熊本市」」(利回り13.57%)が続いた。
一棟アパートについても、2位には「北九州市」(利回り11.31%)、3位には「静岡市」(利回り11.09%)がランクインしている。4位には「神戸市」(利回り9.95%)、5位には「浜松市」」(利回り9.83%)が続いた。
一棟マンションについては、2位に「北九州市」(利回り11.72%)、3位には「岡山市」(利回り10.13%)がランクインしている。4位には「静岡市」(利回り9.92%)、5位には「浜松市」」(利回り9.40%)が続いた。 全20都市のうち、利回りが上昇したのは、一棟アパートと一棟マンションがそれぞれ9都市だった。3種別とも利回り上昇したのは仙台市、新潟市、堺市、北九州市の4都市であった。順位の変動幅が大きかった都市をみると、アパートでは大阪市の12位から17位、一棟マンションの仙台市が前々回9位から前回17位で、今回は6位だった。