WeCapitalは1月31日、「地価上昇率と不動産投資」に関する調査結果を発表した。同調査は2024年12月12日~13日、不動産投資をしている1,012人を対象に、インターネットで実施した。
不動産投資を始めた目的について聞くと、「安定した収入源」(35.8%)が最も多く、「資産価値の向上」(23.8%)、「老後の備え」(19.6%)が続いた。不動産投資のメリットについて尋ねると、半数以上が「毎月の安定収入(家賃収入)」(53.0%)と回答している。
2024年の地価変動率上位の中で、1億円あったら不動産投資したいエリアについて尋ねた。住宅地の中では、「沖縄県宮古島市(観光客の増加や大型商業施設の開業などによる利便性の向上)」(37.0%)が最も多かった。商業地・工業地では、「東京都台東区(マンション価格の上昇)」(22.0%)が最も多くなっている。
1億円あったら、どのリゾートエリアに投資したいか尋ねると、最も多い回答は「北海道虻田郡ニセコ町(ニセコスキーリゾートなど)」(24.4%)だった。今後のリゾートエリア投資について聞くと、「将来的に魅力的な投資」(29.7%)、「購入後の資産価値が上昇しやすい」(26.0%)が多い一方、「市場変動の影響を受けやすい」(25.3%)という懸念の声も上位にランクインした。