ウェルネス総合投資アカデミーは、「投資で成功する人の共通点」に関する調査結果を1月23日に発表した。調査は1月14日〜15日の期間、投資で5%以上の利益を得た経験がある1,030名を対象に行われた。
はじめに、投資歴について聞くと、「10年以上」(43.9%)が最も多く、次いで「5年~10年未満」(22.4%)、「3年~5年未満」(22.1%)と続いた。投資で5%以上の利益を得た経験がある投資家は、長期的な投資を行っている方が多いことが明らかに。
投資を始めたきっかけについては、「資産を有効活用するため」が54.3%で最多だった。次いで「老後資金の準備」(51.8%)、「以前から興味があったため」(29.8%)と続いた。
また、運用資産についてどのような要因によって増加したかを尋ねると - 「コロナで下がってところで買って長期で配当金を貰いながら運用」(運用総額「300~500万円未満」と回答/40代/男性/会社員) - 「配当の再投資」(運用総額「300~500万円未満」と回答/50代/男性/会社員) - 「主に一般 NISA と投資信託で増加しました」(運用総額「500~1000万円未満」と回答/60代/女性/無職) - 「コツコツ利益を積み重ねていった結果」(運用総額「1000万円以上」と回答/30代/男性/会社員) - 「先進国の投資信託と、ETFを購入したため。 資産の半分以上をドル資産としたため」(運用総額「1000万円以上」と回答/40代/男性/会社員) などの声が寄せられた。
投資の利益を上げるために日常的に行っていることについては、「経済ニュースのチェック」が49.3%で最多だった。次いで「市場動向のチェック」(49.2%)、「株価や市場のチャートの分析」(39.8%)が続いた。
経済ニュースと市場動向のチェックを約半数の投資家が行っていることから、投資判断の基礎となる最新の情報を常に把握しようとする人が多いことが明らかになった。
投資の利益を上げるための行動や考え方として、効果的だと思うことを尋ねると、「長期的な視点で投資を行う」(55.0%)が最も多く、「リスク分散を徹底する」(47.7%)、「冷静な判断を心がける」(29.0%)が続いた。