セイコーウオッチのブランド「セイコー ルキア」と「セイコーセレクション」から、幸せあふれる満開の桜を表現した2025年版の「2025 SAKURA Blooming限定モデル」が登場した。
2017年に初めてリリースされ、毎年恒例となった「SAKURA Blooming限定モデル」、2025年のデザインテーマは「桜花爛漫(おうからんまん)」だ。これは「満開の桜の花が見事に咲き乱れている様子」や「非常に明るく華やかなさま」という意味。日本において桜は春の訪れを象徴し、日本の国花でもある(法律等で定められたものではない)。
今回の新作では、桜が満開となる季節の幸せをダイヤルで表現した。セイコー ルキアの2モデル、セイコー セレクションの2モデル、計4モデルに共通するのは、桜の花びらが重なり合って広がるような光景を2色のピンクで描いたダイヤルと、控えめに輝くダイヤモンドやクリスタルガラスのインデックス。
また4モデルとも、裏ぶたは桜のマーキングを入れた特別仕様となるほか、プレゼント用などのために文字を入れられるスペースを設けている。時計本体は、桜のモチーフが入ったスペシャルボックスで届けられる。
セイコー ルキア 2025 SAKURA Blooming 限定モデル
トノー形「SSQW088」(12万6,500円・限定500本)と、丸形「SSVM064」(6万1,600円・限定500本)をラインナップ。白蝶貝のダイヤルでは、色味の異なるピンクによって桜のモチーフを2層に重ね、奥行きのある満開の桜を表現している。
ソーラー電波モデルのトノー型「SSQW088」のダイヤルは、5カ所にラボグロウン・ダイヤモンドをセット。うち4カ所には、桜のモチーフと自然に調和するリーフ型の台座を用い、上品に仕上げた。桜のモチーフは角度によって見え方が変わり、その中にはハートが隠されている。
一方、丸形のSSVM064は、手巻き付き自動巻きの機械式モデル。6時側と12時側に桜のモチーフを配置し、こちらも奥行きある桜の情景を描いた。6時側のモチーフに寄り添うように、オープンハートの縁をデザインしている点も見どころのひとつ。桜のモチーフ部分には、淡いピンクのクリスタルガラスを置いている。
- トノー形「SSQW088」
- ケースとブレスレットの素材:チタン(一部に表面硬化技術「ダイヤシールド」とピンクゴールド色めっきを加工)
- ケースサイズ:縦37.4×横24.6×厚さ7.7mm
- 風防:サファイアガラス(両面無反射コーティングの「スーパークリアコーティング」)
- 防水性能:日常生活用強化防水(10気圧)
- ムーブメント:ソーラー電波ムーブメント「キャリバー1B32」
- 丸形「SSVM064」
- ケースとブレスレットの素材:ステンレススチール(一部にピンクゴールド色めっき)
- ケースサイズ:外径34.6×厚さ10.3mm
- 風防:サファイアガラス
- 防水性能:日常生活用強化防水(10気圧)
- ムーブメント:メカニカルムーブメント「キャリバー4R38」
- パワーリザーブ:約41時間
セイコーセレクション 2025 SAKURA Blooming 限定モデル
ソーラー電波モデルの丸形「SWFH142」(5万2,800円・限定500本)と、ソーラーモデルのオーバル型「SWFA208」(3万8,500円・限定500本)をラインナップ。
丸形「SWFH142」は、小鳥の目線から見た満開の桜をイメージしたデザイン。インデックスの8カ所には、桜の花びらを模した金属パーツを採用した。分目盛りをダイヤル中央寄りに配置して視認性を高めたほか、ジュエリー風のキュートな雰囲気をまとっている。
オーバル形「SWFA208」は、ダイヤルの6時位置と12時位置を中心に柔らかな桜のモチーフを描いた。5時位置の大きめな桜は桜がデザイン上のアクセント。ピンクゴールドのケースに、淡いベージュのストラップを合わせている。
- 丸形「SWFH142」
- ケースとブレスレットの素材:ステンレススチール(一部ピンクゴールド色めっき)
- ケースサイズ:外径25.2×厚さ7.6mm
- 風防:ハードレックス(強化ガラス)
- 防水性能:日常生活用強化防水(10気圧)
- ムーブメント:ソーラー電波ムーブメント「キャリバー1B21」
- オーバル形「SWFA208」
- ケース素材:ステンレススチール(一部ピンクゴールド色めっき)
- ケースサイズ:縦30.5×横20.3×厚さ7.2mm
- 風防:カーブハードレックス(強化ガラス)
- ストラップ:牛皮革
- 防水性能:日常生活用強化防水(10気圧)
- ムーブメント:ソーラームーブメント「キャリバーV117」