スイスの時計ブランド「ロンジン」から、カーボン素材をケースに採用したタイムピース「ウルトラ-クロン カーボン(L2.839.4.52.2)」が発売となった。価格は75万6,800円。
今回の新作は、ロンジンの時計として初めて、ケースにカーボン素材を用いた1本。ウルトラ-クロンの象徴的なクッション型ケースを形成し、カーボンと製造工程の特性から1本1本が異なるパターンを持つ。
固定式のチタン製ベゼルには、アルミインサートによって10刻みの目盛りを刻印。ケースバックとねじ込み式リューズもチタン製だ。軽量かつ頑丈なカーボンとチタンを主要な素材としたことで、ブラックファブリックのストラップと合わせて、時計全体の重さは約80gにおさまっている。
「ウルトラ-クロン」を冠する初代モデルは、1968年にリリースされた「ウルトラ-クロン ダイバー」だが、これは初めて高振動ムーブメントを搭載したダイバーズウォッチだった。2022年には、最新技術を取り入れた新世代の「ウルトラ-クロン」として復刻。そして今回のウルトラ-クロン カーボンへとつながっている。
ウルトラ-クロン カーボンは、ロンジン独自の自動巻き機械式ムーブメント「ロンジン エクスクルーシブ キャリバー L836.6」を搭載。5ヘルツ(毎時36,000振動)で駆動する高振動ムーブメントであり、高い精度を備える。パワーリザーブは約52時間だ。また、ウルトラ-クロン カーボンは、ジュネーブの独立時計試験所「TIMELAB」によって高精度を証明するクロノメーター認定を受けている。
- ケース素材:カーボン、チタン
- ケースサイズ:径43×厚さ14mm
- 風防:サファイアクリスタル(両面無反射コーティング)
- ストラップ:ブラックファブリック
- 防水性能:30気圧
- パワーリザーブ:約52時間