世田谷区で外壁塗装時に使用できる助成金制度を紹介
世田谷区で外壁塗装をする際は、世田谷区エコ住宅補助金を利用すると区から補助金が支給されるので、お得に施工できます。世田谷区エコ住宅補助金について、補助金の対象条件など詳細をご紹介します。
世田谷区エコ住宅補助金
世田谷区では「世田谷区エコ住宅補助金」と言って、外壁塗装で使用できる助成金があります。
- 受付期間:令和6年4/1~令和7年2月末日(必着)まで
- 補助金額:3万円
- 注意事項:外壁工事の単独申請は不可
助成金の申請受付期間
「世田谷区エコ住宅補助金」の受付期間は2024年4月1日から2025年2月28日までです。
「世田谷区エコ住宅補助金」の窓口である世田谷区環境政策部 環境・エネルギー施策推進課の営業時間は、平日午前8時30分~午後5時です。土日祝日は営業していないので注意しましょう。営業時間内の来庁が難しい場合、郵送での申請も受け付けています。
工事の完了後に必要な書類を一式揃えて申請します。予算状況によっては期間中に申請受付を終了する場合もあるので、早めの申請がいいでしょう。
今年度は過去に補助金を受けた実績があるかどうかは条件に入っていません。去年まで過去の補助金実績が理由で補助金を受けられなかった人でも、今年度は補助金制度を利用できます。
受け取れる補助金額
世田谷区の外壁塗装の補助金額は「1住戸あたり3万円」です。
他の補助金対象のメニューと組み合わせる必要がありますが、メニューによって補助金の合計額上限が20万~40万円に設定されています。上限を超過すると補助金を受け取れないので、事前に計算して上限を超えないよう注意しましょう。
助成金の対象工事
世田谷区エコ住宅補助金の対象工事は、以下の通りです。外壁塗装については全面の施工であれば、塗料の指定などは特にありません。
ただし、外壁塗装の場合は単体で補助金を受けられない点は注意してください。「小型ポータブル蓄電池(小型可搬式)」を除く他の補助金対象メニューと合わせての申請が必要です。
- 断熱材の設置(外気等に接する部分)
- 太陽光発電システム(太陽光パネル)
- 定置型蓄電池システム
- 小型ポータブル蓄電池(小型可搬式)
- 太陽熱ソーラーシステム・温水器
- 窓の断熱改修(二重窓、複層ガラス)
- 高断熱ドアの設置
- 高断熱浴槽
- 高効率給湯器 (エネファームのバックアップ熱源機は除く)
- 屋根の高反射改修(屋根塗装、葺き替え)
- 住宅の外壁改修(外壁塗装)
- 家庭用燃料電池(エネファーム)
助成金対象者の条件
- 世田谷区に住民登録があること。(法人は対象外)
- 申請の対象が、「自らが居住する住宅(分譲マンションの区分所有を含む)」または「賃貸住宅」であり、世田谷区内に自らが所有していること。
- 世田谷区内に店舗、営業所などを置く施工業者(個人事業者を含む)と契約し、施工すること。(一部のメニューでは区外事業者も可)
- 申請する建物が建築基準法令に適合していること。
- 補助対象メニューのうち、いずれかの工事を実施し、機器の種類、評価基準などを満たすこと。
- 申請する工事と同一の工事について区の他の補助金を受けていない(又受けようとしていない)こと。
- 令和6年度エコ住宅補助金の申請をしていないこと。
- 特別区民税・都民税の滞納がないこと。
- 建物の所有権を有する者が複数の場合は、当該所有権を有する者全員の同意を得ていること。
特別区民税・都民税の滞納がある方は、補助金の申請はできません。外壁塗装は区内の業者に依頼しないと補助金の対象外となるので注意しましょう。
また、令和6年度(2024年度)に申請を出したことのある人は対象外となります。複数メニューの場合は、施工日がずれていてもまとめて申請を行う必要があります。補助金を受け取るにはいつにどの工事を完了させる必要があるのか、しっかり計画を立てましょう。
申請時に提出が必要な書類等
- 交付申請書兼請求書【様式1】
- 申請前チェックリスト【様式2】
- 領収書及び領収書内訳書【参考様式1】
- 工事完了日が確認できるものの写し(工事完了報告書等)【参考様式2】
- 一連の施工状況写真(施工前、施工工程、施工後)【参考様式3】
- 建物の登記事項証明書(原本/コピー可)
- 申請者の住所が確認できるものの写し
- その他、区長が必要と認めるもの
【様式】もしくは【参考様式】と記載のあるものは、区役所HPからダウンロード可能です。
領収書は費用の内訳の記載が必要で、「工事一式」等の書き方だと認められないので注意しましょう。領収書の宛名は必ず申請者でなければいけません。また、他の補助金対象外の工事も含めた全額の記載が必要です。
施工状況の写真は建物の全景が映っている必要があります。工程の写真は下塗り・中塗り・上塗りのそれぞれの段階で1枚ずつ写真が必要です。なお、写真が消えてしまったり不備があったりした場合でも、施工会社が作成する押印済みの施工完了証明書【参考様式5】があれば申請できます。
建物の登記事項証明書は、発行日が申請前6か月以内で、申請者が補助対象住宅の所有者だとわかる必要があります。法務局の公印が無いものは認められないので、注意しましょう。
世田谷区の補助金に関する連絡先
「世田谷区エコ住宅補助金」の詳細は以下の窓口にお問い合わせください。
- 窓口:世田谷区 環境政策部 環境・エネルギー施策推進課
- 受付時間:平日 午前8時30分~午後5時
- 電話番号:03-6432-7133
- 世田谷区役所ホームページ:https://www.city.setagaya.lg.jp/index.html