鈴鹿市で外壁塗装時に使用できる助成金制度を紹介
鈴鹿市には、移住促進のための空き家リノベーション等補助制度という助成金があります。 鈴鹿市に転居する予定の人が活用できますが、対象となる物件や条件が少し特殊です。 本記事では、鈴鹿市の助成金制度について申請方法や申請者、対象となる工事の詳細を解説しています。 引っ越し予定で制度について詳しく知りたいという人はご一読ください。
移住促進のための空き家リノベーション等補助制度
鈴鹿市では空き家の利用促進に力を入れており、取り組みの一つとして空き家のリフォームに助成金を出しています。 鈴鹿市に転入する予定で、空き家に住む予定の人なら誰でも活用できる制度です。
- 受付期間:期間の定めなし
- 補助金額:工事にかかる費用の1/3相当額(上限50万円)
- 対象条件:耐震基準を満たしていることが大前提
助成金の申請受付期間
移住促進のための空き家リノベーション等補助制度は、受付期間を特に定めていません。
鈴鹿市役所の開庁時間は8時30分から17時15分で、土曜と日曜・祝日は閉まっています。 助成金の受付期間に定めはありませんが、予算に限りがあるため、いつ申し込んでも補助金が受け取れるかというとそうとは限りません。 申請する際は、担当窓口である住宅政策課への事前連絡をするよう公式ホームページでも促されています。
受け取れる補助金額
鈴鹿市の移住促進のための空き家リノベーション等補助制度で受け取れる助成金は、対象となる工事費用の1/3相当額です。 上限は50万円と設定されています。
つまり、100万円かかる工事を行った場合は、約33万円の受け取りが可能です。 計算式としては100万円×1/3=33.3万円(千円未満は切り捨て)となります。
助成金の対象工事
移住促進のための空き家リノベーション等補助制度は、対象となる空き家が耐震性を有することが大前提です。 昭和56年5月31日以前の建物については、耐震補強工事を行い、耐震基準を満たす必要があります。 その前提をふまえたうえで、対象となる工事は以下のとおりです。
- 建物の一部または全部の改修工事
- 住宅の機能性向上のための工事
- 増築工事(ただし従来の建物の一部に棟続きで行うこと)
- 鈴鹿市内の建設業者が施工する工事
- 2024年度中(2025年3月1日)までに完成する工事
新築や改築、建て替え工事は対象にはならず、敷地内増築も対象外です。 さらに、外構工事や家具やエアコンなどの設置工事、高効率給湯器の設置工事も対象にはなりません。 鈴鹿市が実施している別の助成金を受けた場合も、対象から外れてしまうため注意しましょう。
助成金対象者の条件
- 鈴鹿市に転居し空き家を購入する予定であること
- 対象となる物件に10年以上定住する意思があること
- 市外に1年以上住んでいること
- 実績報告までに鈴鹿市に転入すること
移住促進のための空き家リノベーション等補助制度は、市外から鈴鹿市に転入し、空き家に住む予定の人が対象です。 別の市に住んでいる期間にも条件があり、実績報告までに転入しなければならないため、実際に手続きを進めるとかなり慌ただしく動くこととなるでしょう。 時間やスケジュールに余裕を持って申請することをおすすめします。
申請時に提出が必要な書類等
- 補助金交付申請書(第1号様式)
- 誓約書(第2号様式)
- 住民票(世帯全員分)
- 工事費用の内訳がわかる書類の写し
- 耐震基準を満たしていることが分かる書類
- 空き家の売買契約書または売買に関する同意書
- 外観・内観の写真、もしくは間取り図
移住促進のための空き家リノベーション等補助制度は、市外から鈴鹿市に引越してくる人を対象とした制度であるため、転居することが分かる書類も申請時に必要となるのがポイントです。 古くに建てられた建物については耐震診断結果報告書及び判定書、耐震基準適合証明書が必要となります。 申請する工事で耐震基準をクリアする予定なら、耐震補強計画結果報告書および判定書などを添付することで対象工事に認められるためあわせて準備してください。
鈴鹿市の補助金に関する連絡先
鈴鹿市の移住促進のための空き家リノベーション等補助制度利用する際の、問い合わせ先は以下のとおりです。
- 窓口:住宅政策課(本館10階、窓口番号106)
- 受付時間:8時30分から17時15分
- 電話番号:059-382-7616
- メールアドレス:jutakuseisaku@city.suzuka.lg.jp
- 鈴鹿市役所ホームページ:https://www.city.suzuka.lg.jp/kurashi/sumai/1009632/1002597.html