松阪市で外壁塗装時に使用できる助成金制度はある?
外壁塗装の見積もりを依頼した時、もらった見積もりを見て、こんなにお金がかかるのかと思ったり、予算を上回ってしまったという方はたくさんいます。
しかし、自治体の補助金や、ローンの利用など、家計への負担を最小限に抑えながら外壁塗装をする方法があるので、今回は賢く外壁塗装をする方法を紹介します。
2024年現在、松阪市では助成金制度はありません
2024年5月現在、松阪市では外壁塗装が対象となる助成金や補助金はありませんでした。しかし外壁塗装を少しでも安く施工するためにできることはあるので以降で詳しく解説していきますので参考にしてください。
リフォームローンを活用して賢く外壁塗装を行う
市区町村が独自に行う助成金には、助成額が10万円や20万円など空き家を対象にしたものや、移住や親との同居を前提とした補助金など、交付を受けるにあたって細かい条件を設けている自治体が大半です。そのため補助金の対象に世帯にならないことも少なくありません。
そのようなときは、多くの銀行で取り扱っているリフォームローンを利用すると、屋根や外壁の塗装工事をしても一度に大きな負担を背負わず、毎月無理なく支払いを続けることができます。ここからは自治体の助成金が使用できなくても、賢く外壁や屋根の塗装工事を行えるリフォームローンについて説明します。
金利差で支払総額はどれくらい変わる?
リフォームローンの平均金利は3%と言われていますが、詳しく調べてみると金利3%の会社もあれば1%の会社もあります。たかが2%と思ってしまいがちですが、具体的な金額でみると、意外と支払い総額に差が生じます。
今回は100万円の外壁塗装工事を60回、ボーナス払いなしでリフォームローンを組んだ場合で説明します。金利1%の場合、月々の支払は17,093円、金利3%の場合だと17,968円と約1,000円の差があります。1,000円だとあまり変わらない気がするかもしれません。
では次に支払総額で比べてみましょう。金利3%の場合、支払い総額は102万5,580円、金利1%の場合だと、107万8,080円と完済する時にはおよそ5万円の差が生じてしまいます。5万円と聞くとすごく大きな差に感じる方が多いのではないでしょうか。お得に外壁塗装工事をするためにも、なるべく金利が安い会社を調べて比較し、リフォームローンを利用しましょう。
リフォームローンの選び方
リフォームローンを選ぶときには、金利が安い会社が良いというお話をしましたが、気を付けるべきポイントはそれだけではありません。他にも知っておくべきポイントがあるので、それぞれ詳しく説明します。リフォームローンの概要をしっかり理解してから、どの会社を利用するか検討しましょう。
- 金利の種類に着目
- 団体信用保険の有無
- 担保は必要か
金利の種類に着目
まず、金利には変動金利、固定金利、固定金利選択型の3つのタイプがあります。変動金利は他のものと比べて金利が低く設定されることが多い点が最大のメリットです。変動金利はその名の通り市場の変化によって金利が変わるため返済額が上下し、返済計画を立てにくい側面がありますが支払額の激変緩和措置によってすぐに変化するわけではないので返済期間が短い場合や、繰り上げ返済を検討している方におすすめです。
次に固定金利があります。固定金利とは完済まで金利が変わらないため、月々の支払いが一定の金額で固定しています。変動金利のように、金利が下がった時返済額の減額はありませんが、返済計画を立てやすいので、返済期間が長い方は、リスクを抑えることができるのでおすすめです。
最後に固定金利選択型があります。このタイプは、契約から数年間は固定金利が適用されます。その後、固定金利期間が終了すると、再度変動金利か固定金利から選択できる、変動金利と固定金利を合わせたものです。返済期間が長い方は、途中で金利の選択ができるのでおすすめです。
団体信用保険の有無
団体信用保険とはローンを組んだ方が、返済期間の途中で死亡や高度障害状態になった時に残額相当の保険金が支払われる保険制度です。借り入れが高額で、長期間の返済の場合には、団体信用保険に加入していると安心です。
しかし保険料がかかること、がん保証の特約をつけるとローンの金利に少し上乗せになることから、少額の借り入れかつ短期間の場合や、繰り上げ返済で早期完済を計画している場合には加入する必要はありません。
担保は必要か
最後に、リフォームローンには有担保型と無担保型があります。ここでは担保がある時とない時、それぞれのメリット・デメリットについて説明します。
まず、有担保型は、リフォームをする建物に抵当権設定が必要になります。有担保型には借入限度額が大きい、返済期間が長く設定できる、低金利で借り入れができるというメリットがあります。
そしてデメリットとして抵当権設定のための費用がかかる、審査に時間がかかる点が挙げられます。そのため高額の借り入れが必要な場合は、有担保型のリフォームローンのほうが良いと言えます。
次に、無担保型について説明します。無担保型は、抵当権の設定が必要ありません。そのため審査に時間がかからない、契約時の費用を抑えられるというメリットがあります。
しかしデメリットとして借り入れ限度額が少ない、返済期間が短い、有担保型と比べて、金利が高い点が挙げられますが、急な修繕などで資金が必要になったかたには無担保型が適してると言えます。