光岡自動車は11月21日、「M55 CONCEPT(エムダブルファイブ コンセプト)」の市販モデル「M55 Zero Edition」を発表した。2025年に販売し台数は限定100台。11月22日から全国のミツオカ取扱拠点で抽選販売の申し込みを受け付ける。申し込みの期間は2025年1月19日までだが、応募者数が350名に達した場合、受け付け終了となる。メーカー希望小売価格は808万5,000円。
■ M55 Zero Edition
・車輌寸法:全長4,735mm、全幅1,805mm、全高1,415mm
・エンジン:水冷直列4気筒 1,496cc ターボ
・駆動/ミッション:FF/6速マニュアル
・最高出力:134kW(182PS)/ 6,000rpm
・最大トルク:240 N・m(24.5 kgf・m)/ 1,700-4,500rpm
「M55」は、光岡自動車が2023年で創業55周年を迎えたことを記念した新型車。1968年の創業と同じ55年の人生を歩んだ「同世代の方々」をメインターゲットとし、ベース車は現行型のホンダ「シビック」のマニュアル車と言われている。
「M55 Zero Edition」のグレードは、外装カラーが「レジェンダリーグレーメタリック」で6速マニュアルの1種類のみ。特別装備として、Zero Edition の「専用リヤガラスルーバー」、「専用アルミホイール」、「専用本革シート(Zero Edition 刺繡入り)」、「専用リヤスポイラー」、「専用リヤエンブレム」などを装着している。
ベース車の供給を受けるにあたり、光岡自動車への入庫時に新規登録が必要となるため、全車2024年に新規登録済みの車輌となる。納車時は中古新規登録(初回車検は2年)扱いだ。光岡自動車は「M55」シリーズの今後について、CVTやe:HEVをベースにした追加モデルの投入も検討している。