獏は、「骨董品×相続準備」に関する調査結果を7月24日に発表した。調査は7月11日〜12日の期間、相続を検討している1,001人を対象に行われた。
はじめに、現在相続を考えているものについて質問したところ、「現金」(79.0%)が最多だった。次いで「不動産」(67.3%)、「有価証券(株式・債券・手形・小切手など)」(42.0%)が続く結果に。また、約3割が「美術品」(11.5%)・「家財道具」(17.8%)と回答しており、さまざまな財産の相続が検討されていることが明らかになった。
「美術品」「家財道具」と回答した人に、相続後、それらをどうしてほしいかと聞くと、「特に希望はない(相続人に任せる)」が51.2%で最も多かった。
相続人に対して、相続を受け入れるかどうかの確認を取っているかについては、約4割が「はい」(46.1%)だった。
「はい」と回答した人に、相続を受け入れるか確認した際に相続人の反応はどうだったか尋ねると、76.8%が「相続を受け入れてくれた」と回答。次いで、約2割が「まだわからない」(22.9)、「相続を拒否された」(0.3%)だった。
前問で「まだわからない」「相続を拒否された」と回答した人に、今後、自身の資産をどのように管理する予定か質問すると、「自身で売却する」が37.4%と最も多く、次いで「特に決めていない」(36.5%)、「専門家に管理を依頼する」(17.8%)が続いた。
さらに、自身の資産について、買取専門店での売却を検討したことはあるか尋ねると、「ある」と回答したのは約2割にとどまった。
「ある」と答えた人に、買取専門店で売却する場合、どのような点を重視するべきか質問したところ、「適性価格の提示」(58.7%)が最も多く、次いで「専門知識の豊富さ」(56.8%)、「対応の良さ」(43.7%)が続いた。