女性同士でも相談しにくいお胸の気になるお悩み。筆者がこれまで数千人のお胸とお尻のケアに携わってきた経験から、それぞれのお悩みの原因と、その改善策についてお届けします。今回は、バストの質感を維持するためにできる、簡単エクササイズをご紹介します。

■今回のお悩み
「肩が凝る、上半身が重く感じる」(37歳、事務職)

  • バストの質感UP! 凝り改善のエクササイズとは

    バストの質感UP! 凝り改善のエクササイズとは


バストのサイズ問わず、筋力の少ない女性は、肩凝りやバスト周りの重さを感じることが多いのではないでしょうか。凝りや硬さはバストへの血流も悪くなってしまうため、バストの質感を損ないやすくなります。

温かく柔らかいバストを維持するためにも、今回は凝りやこわばりの緩和に繋がるエクササイズをご紹介します。これからの季節、寒さでさらに肩周りに力が入りやすくなります。毎日のリセットケアとしても、ちょっとしたタイミングに取り入れてみてください。

簡単エクササイズでバスト周りの凝りを緩和

以下のステップで毎日行いましょう。

(1)肩を引き下ろす
はじめに胸の前で合掌をしたら、合わせた手と肘を下に引き下げるようにして、上がってしまいがちな肩を引き下ろします。息をゆっくり吐きながら引き下ろして、吸って戻してを2~3回繰り返します。

PC作業が多い方や、カバンを肩にかける癖のある方は、肩が上がりやすくなっているので、こまめに引き下ろす習慣をつけることをおすすめします。

(2)胸を開き、肩甲骨を動かす
次に頭の後ろで両手を組んだら、組んだ手はそのままにして肘を引くように、頭の後ろで左右に動かします。肘が頭より前に出ないよう、胸をしっかり開いて肩甲骨を動かす意識で左右10回ほど行います。

姿勢が前かがみになりがちな方や、日常的に腕を大きく動かすことのない方は、肩甲骨が背中に張り付くようになってしまいます。姿勢の悪化にも繋がり、バスト上部が削げやすくなるので、しっかり胸を開いて行ってみてください。

(3)肩を回して全体をほぐす
最後に肩先に手を添えたら、体の後ろに肘を回すように、大きく肩を回していきます。肩甲骨の動きと胸の開きをしっかり感じながら、まずは10回から始めて行きましょう。慣れてきたら、段々と回数を増やしてみてください。


デスクワークなどで長時間同じ姿勢が続いたり、寒さでこわばったりなど、毎日の生活の中にある美乳NG習慣は早めのリセットが肝心です。そのままにしてしまうと、バストの質感が低下して、硬さや冷え、型崩れなどが起こりやすくなります。ちょっとした隙間時間に取り入れて美乳環境を整えていきましょう。