女性同士でも相談しにくいお胸の気になるお悩み。筆者がこれまで数千人のお胸とお尻のケアに携わってきた経験から、それぞれのお悩みの原因と、その改善策についてお届けします。

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■今回のお悩み
「痩せたら急激に胸がなくなってしまいました」(34歳、経営関係)

  • 「ダイエットで胸が小さく……」3つのポイントで"バスト痩せ"を防ぐ!

    ダイエットのバスト痩せを防ぐ方法


冬は忘年会や新年会など、外食が多くなりついつい食べ過ぎてしまいますよね。ダイエットに取り組む女性も多いのではないでしょうか。しかし、せっかくダイエットしたのに想像以上にバストがサイズダウンしてしまった、というお声も少なくありません。一度小さくなってしまったバストを取り戻すのは、大変なことです。サイズダウンが起こってしまう原因を事前に知って、バスト痩せを防ぎ、理想のボディラインを手に入れていきましょう。

バスト痩せが起こる原因とは

ダイエットに伴うバスト痩せの原因には、主に下記の3つが挙げられます。

(1)運動による揺れなど、お胸への負荷
(2)食事制限による、お胸の栄養不足
(3)体重減少や、ストレスによる女性ホルモンの乱れ

取り組まれる内容によって予防法も異なりますが、意識する事でお胸のサイズダウンを最小限に抑えることが出来ます。

運動時はスポブラでバストを揺れから守る!

運動によるダイエットに取り組む際には、スポーツの内容に合った「スポーツブラ」の着用が必須です。時々、通常のブラやカップ付きインナーで運動に取り組まれている方を見かけますが、それらは、運動時のバストの揺れを防ぐ作りにはなっていません。そのため、揺れや衝撃により靭帯が伸び、バストの下垂が進行したり、型崩れによって丸みが失われたり、サイズダウンへと繋がってしまうのです。

スポーツブラはサポート力によって種類があります。ヨガなど上下運動があまり無い運動の際には、ソフトサポートのもの、ランニングなどお胸の動きが激しくなる運動には、ハードサポートのもの、と言うように、運動内容に合った適切なスポーツブラを着用することが、運動時におけるバスト痩せの予防となります。取り組むスポーツと、スポーツブラのサポート力があっているか、チェックしましょう。

お胸の栄養不足にご注意を!

食事制限によるダイエットに取り組む場合、摂取カロリーや栄養素が少なくなることから、お胸が栄養不足の状態になり、サイズダウンへと繋がってしまいます。

全体の食事量を極端に減らすことは避け、タンパク質を多めにしたり、質の良い脂肪も程よく摂ることが大切です。また、それぞれの栄養素は、互いに助け合って作られています。偏った食事制限は、栄養の分解や結合を妨げてしまうこともあるので、バランスの良い食事で、バスト痩せを防いでいきましょう。

急激な体重減少はホルモンバランスを崩す

短期間のダイエットなど、急激な体重減少は女性ホルモンの乱れに繋がります。女性ホルモンは女性の美と健康の要。そのホルモンが乱れてしまうと、バストのハリや弾力も低下しやすくなり、お胸が痩せた印象になってしまいます。生理周期が乱れたり、生理が止まったりしてしまうほどの急激な体重減少は避け、長期的なスパンで、ダイエットに取り組むことも大切です。

また、ストレスも女性ホルモンが乱れる原因のひとつ。無理なダイエットではなく、楽しめるダイエット法を探すのも、メリハリボディをつくる近道になるのだと思います。

ダイエット後に、お胸だけ太らせるのは至難の技。今あるお胸をキープしていくことが大切です。前回お伝えしているマッサージも併せて行っていただくことで、ダイエットに伴うバスト痩せは、最小限に抑えられます。ダイエットのスタート時から、お胸へも意識を向けてみてくださいね。

執筆者プロフィール:中村ひろ美

女性の心と身体を整える女性専用バスト&ヒップケアサロン「THE BEAUTIFUL」代表。
各種メディアにて出演・監修・執筆を手がける。
全国で「バスト&ヒップケアレッスン」「美ホルモン塾」などの講演会や講座も行う、女性ホルモン・バストケア・ヒップケアが専門分野の美容家セラピスト。