DECENCIAから3月28日、敏感肌用の日やけ止め美容液「ディセンシア フローレス UVプロテクター」が発売されます。発売に先がけ開催された発表会で明かされた、商品開発経緯や商品特長をレポートします。
■「肌の不公平をなくしたい」というパーパスのもと、製品開発をスタート
発表会に登壇したDECENCIA代表取締役の山口裕絵氏は、敏感肌の人の日やけ止め選びの難しさを説明します。同社が実施した座談会により、敏感肌の人が共通する悩みとして、肌のバリア機能の低下による赤みやかゆみなどの諸症状を、真夏の強い紫外線でなくても感じていることがわかったといいます。
しかし一方で、高SPFの日やけ止めを使用することで肌にかゆみが生じてしまったり、ノンケミカルと謳った製品は肌がきしきししたり乾燥するような不快感を感じる、肌に青白い浮きが出てしまうなど、敏感肌であることにより快適に使える日やけ止めに出会うことが難しい実態も明らかになったそう。
毎年高性能な新製品が発売されるUVケア市場ではありますが、実際のユーザーの話を通し、「ディセンシアがやるべきことがある」と感じたと山口氏は語ります。創業以来「肌の不公平をなくしたい」というパーパスを掲げ、敏感肌や肌が揺らぐことで積極的なケアを諦めたり自己肯定感が下がる人を一人でも減らすことを使命としてきた同社だからこそのチャレンジです。「『ディセンシア フローレス UVプロテクター』は、諦めるしかないと思われていたポイントをブレイクスルーした自信の新製品です」とアピールしました。
■地球温暖化に伴う環境変化による"酷暑ヤケ"に着目
続いて同社商品企画グループ マネージャーの星真理子氏は、地球温暖化に伴う影響を解説。年々気温が上昇し、地球温暖化を超え「地球沸騰化」とも呼ばれる昨今の地球環境の厳しい環境下において、夏に限らず日照時間の長期化がみられるといいます。さらに紫外線量も増加を辿り、30年前と比較すると10%も増えているのだそう。
「ディセンシア フローレス UVプロテクター」は、そのような環境変化に伴い、多量の強い紫外線を浴びてしまう現代の日本の夏ならではの「酷暑ヤケ」の影響に着目したといいます。
■厳選した成分や配合により、高いUV効果と快適な使用感を実現
しかし強い紫外線を防ぐことと、心地よい使用感、肌へのやさしさを同時に適えることは容易ではないといいます。
一般的に日焼け止めは、「紫外線吸収剤」や「紫外線散乱剤」と呼ばれる紫外線防御剤を含むことで、紫外線から肌を守っています。それぞれ異なるメカニズムで紫外線を防御するため特徴にも違いがあるそうで、「紫外線吸収剤」は油に溶けやすい性質上肌なじみがよくなる一方光アレルギーのリスクを含み、「紫外線散乱剤」は光アレルギーのリスクが低い一方、配合量が高くなるほど使用感が低下し、白浮きやきしみ、乾燥感が出てしまうといいます。
そこで同社は、「紫外線吸収剤」の中でも光アレルギーのリスクがあるものを使用せず、敏感肌の人も心地よく使用できるテクスチャーを実現するために、膨大な種類の「紫外線吸収剤」の連用テストを実施、光アレルギーテストも経て使用成分を厳選したといいます。
さらにそこから使用感の良さも追求、100を超える試作を重ね、当初の予定より発売時期を遅らせることでようやく完成に至ったのだとか。
従来技術を用いた処方と比較すると、肌への伸びがなめらかでより均一に仕上がっているそう。また、スムーザー効果の働きにより肌表面を平滑に整えるため、その後のベースメイク品ののりと仕上がりがアップします。
軽やかで伸びが良く、薄膜に覆われたような保湿力も
実際に手元で試してみると、その質感の良さを感じます。やわらかく軽やかさがあるので薄く均一にすーっと伸びていき、日やけ止めにありがちなきしきし感は全くありません。スムーザー効果と美容効果のおかげか? 肌の均一感や透明感が出て明るさが出たような感じも。
■「ディセンシア フローレス UVプロテクター」は3月28日に発売
「ディセンシア フローレス UVプロテクター」は3月28日より5,500円で発売します。敏感肌で日やけ止め選びが難しいと感じていた方はぜひチェックしてみてはいかがでしょう。
ディセンシア フローレス UVプロテクター
敏感肌用日やけ止め美容液
SPF50+ PA++++
40g / 5,500円