WMS(倉庫管理システム)も、クラウドサービスとして提供される製品が増えてきました。この記事では、おすすめのクラウド型WMSを5製品ご紹介します。あわせてクラウド型WMSの需要が高まっている現状や、クラウド化するメリットと注意点もお伝えします。ぜひ最後までご覧ください。

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クラウド型WMSおすすめ5選比較表

                 
製品名 提供形態 参考価格対象機能
W-KEEPER SaaS / ASP、パッケージソフト / オンプレミス 初期費用500,000円、月80,000円~検品処理、返品管理、期限管理、ロット管理、複数倉庫対応、複数荷主対応
ONEsLOGI/WMS クラウド / オンプレミス / パッケージソフト 初期費用(1荷主1拠点)400,000円~、パブリッククラウド版・従量課金制は月5,000明細まで月50,000円~、定額制は月200,000円検品処理、返品管理、期限管理、ロット管理、複数倉庫対応、複数荷主対応
クラウドトーマス クラウド / その他 / ハードウェア / SaaS / ASP / サービス 5アカウントまで月75,000円、追加1アカウントごとに月5,000円検品処理、返品管理、期限管理、ロット管理、複数倉庫対応、複数荷主対応
LIFE-Vision クラウド / パッケージソフト / ASP 別途お問い合わせ期限管理、ロット管理、複数倉庫対応、複数荷主対応
SLIMS オンプレミス / クラウド スタンダード:初期費用400,000円、基本料金(1倉庫1寄託者)月49,800円検品処理、返品管理、期限管理、ロット管理、複数倉庫対応、複数荷主対応
 

クラウド型WMSのおすすめ製品5選

おすすめのクラウド型WMSを5製品紹介します。自社に適した製品があるかどうか、ぜひご確認ください。

1 柔軟なカスタマイズが可能「W-KEEPER」/ 三谷コンピュータ株式会社

「W-KEEPER」は、低コストで導入できるクラウド型WMSでありながら、カスタマイズも可能な柔軟性を持つ製品です。運用の変更に関してはシステムの設定変更のみで可能で、帳票類のデザインは利用企業側で自由に設定できます。さらに大きなカスタマイズを必要とする場合は、別途料金でのカスタマイズ対応も可能です。

また、ハンディターミナルを使いたい場合は、ハンディターミナルも使用可能。無線ハンディターミナルもサポートしています。

機能面でも、複数荷主・複数拠点対応、食品関連で必要な消費期限管理、業種ごとに異なるロット管理など、WMSに求められる機能は網羅。コストパフォーマンスの高い製品として、倉庫管理が必要なあらゆる企業におすすめです。

2 機能豊富な総合タイプ「ONEsLOGI / WMS Cloud サービス」/ 日立物流ソフトウェア株式会社

「ONEsLOGI / WMS Cloud サービス」は、3PL(Third Party Logisticsの略、サード・パーティ・ロジスティクス)の先駆者である日立物流グループのノウハウを結集したWMS「ONEsLOGI」のクラウド版。機能は豊富で、BtoB・BtoCや他業種対応の総合タイプです。

低コストで導入できるパブリッククラウド版と、カスタマイズなど可能なプライベートクラウド版を提供しています。料金体系も固定月額制と従量課金制を用意しているため、自社に合ったプランを選択できます。

無料版を利用しながら事前に製品と実業務のフィットアンドギャップを行うサービスも提供。そのまま利用できるか、カスタマイズの必要な部分はあるかなどを、事前に確認できます。

基本プランは1荷主1拠点となるため、複数荷主複数拠点の場合は、料金プランを確認して予算内に収まるかどうかをチェックしましょう。

3 スマートフォンをハンディターミナル代わりに使える「クラウドトーマス」/ 株式会社関通

物流会社のノウハウと、オンプレミス型のWMSシステムを長年手がけてきた実績から生まれたクラウド型WMS「クラウドトーマス」。BtoB・BtoCどちらの倉庫業務にも使えます。倉庫内ロボットとの連携もでき、大規模な倉庫業務にも対応可能です。

また、ハンディターミナル不要でスマートフォンなどから操作でき、低コストで導入できます。また、基幹システムとの連携や、導入前・導入後の支援サービスが用意されている点も、本サービスならではの魅力です。

4 日用品や生活雑の倉庫管理ならではの機能を搭載「LIFE-Vision」/ 株式会社東計電算

「LIFE-Vision」は、日用品や生活雑貨向けのクラウド型WMSで、ドラッグストアやホームセンター等に向いている製品です。自社データセンターにクラウドサービス用の環境を構築して提供しています。

ダブルトランザクション機能でのロケーション管理もサポート。日用品や生活雑貨ではよく見られるピース出荷(ケースから取り出して一部を出荷)や詰め合わせ出荷にも対応できます。ピッキング動線やさまざまな棚卸方法にも対応。日用品や生活雑貨を扱う業種におすすめのWMSです。

5 大企業向けの総合型WMS「倉庫管理(WMS)SLIMS(スリムス)」/ 株式会社セイノー情報サービス

「倉庫管理(WMS)SLIMS(スリムス)」は、対象年商規模100億円以上の大企業向けのクラウド型WMSです。低コストで導入できるスタンダード版と、カスタマイズ可能で大規模な荷物を取り扱う企業向けのプロフェッショナル版の2種類から、自社に合ったプランを選べます。

現場責任者の運用管理や本社物流部門の運営管理機能も豊富に用意。管理業務を強力にバックアップします。サポート体制はスタンダード版とプロフェッショナル版で違うため、契約前に確認しましょう。

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WMS(倉庫管理システム)とは

WMS(倉庫管理システム)とは、倉庫の入出庫業務と倉庫内作業(倉庫の在庫管理・ピッキング作業)を効率化するシステムのことです。

例えば、倉庫内の管理はハンディターミナルなどでバーコードを読み取って自動的に管理するため、リアルタイムでの在庫管理ができます。ピッキング時の動線指示で、ピッキング作業も効率化します。

クラウド型WMSの需要は高まっている

従来、WMSはオンプレミスのシステムとして提供されてきましたが、クラウドサービスが普及するにつれ、クラウド型WMSの需要は高まってきました。これまでオンプレミス型のWMSを利用してきた企業も、オンプレミスのシステムをそのままクラウド化するケースも見られます。

なぜ企業はクラウド型WMSを導入するようになってきたのでしょうか。その理由はクラウドサービスの利便性やコストパフォーマンスの良さにあります。

その他にもWMSをクラウド化するメリットはあるので、次に詳しく解説します。

WMSをクラウド化するメリット4つ

WMSをクラウド化するメリットについて、コスト面や利便性等の面から順番に解説します。

1 コストパフォーマンスが高い

クラウド型WMSの料金体系は、初期費用と月額料金で構成されますが、初期費用は無料という製品も少なくありません。

月額料金は、固定制または従量課金制のどちらかで、プランも取扱量や利用人数、提供機能数などによって多くのバリエーションが用意されています。利用企業は、自社に合わせたプランを選択できるため、無駄なく必要な機能を使えます。

また、クラウド型WMSは、社内にシステムを構築する必要がありません。サーバーマシンなどのハードウェア機器の購入費用や、システムの保守費用も不要なので、初期コストを抑えられます。

2 カスタマイズの自由度も上がってきている

オンプレミスのシステムはカスタマイズの自由度が高いという点が大きなメリットです。クラウドサービスは他の企業と共用するため、カスタマイズの柔軟性がない点がデメリットです。

しかし、クラウド型WMSは、基本機能はシンプルにして、オプション機能を多くすることでカスタマイズの自由度を上げています。オプションを自由に追加して組み合わせることで、その企業にフィットしたWMSを実現します。

3 ネット環境さえあれば遠隔からの利用が可能

インターネットの接続環境さえあれば遠隔からの利用が可能な点も、クラウド型WMSを導入するメリットです。

また、マルチデバイス対応なので、倉庫作業員が現場でスマートフォンやタブレットなどを操作して、その場で入力できる点も見逃せません。ハンディターミナルの代わりに、スマートフォンでバーコード読み取り可能な製品もあります。

4 導入前に無料トライアル版などで実機確認ができる

クラウド型WMSは、基本的に無料トライアル版や無料プランなどで、実機確認できるようにしている製品がほとんどです。導入前に操作感を試せるため、現場で実際にWMSを利用する従業員に操作を確認してもらい、使いやすい製品はどれかを調べることも可能です。

WMSをクラウド化する際の注意点4つ

クラウド型WMSにはメリットが数多くあります。しかし導入前に注意したいポイントもいくつかあるので確認しましょう。

1 インターネット回線が使えない場合の回避策を検討

オンプレミスのシステムは、インターネット回線に左右されず利用できますが、クラウド型WMSはインターネット回線が使えないとサービスも利用できません。

クラウド型WMSの方でインターネット回線に障害が発生した場合の対策を用意しているケースもありますが、その対策が十分かどうかは確認が必要です。気になるクラウド型WMSがある場合、必ずインターネット回線が使えない場合の回避策を確認し、必要に応じて問い合わせるようにしましょう。

2 障害発生時でも対応はサービス提供者任せになる

クラウド型WMSに障害が発生した場合、対応はすべてサービス提供者任せです。自社で調査しなくて済む分負担が少ない点はメリットですが、調査状況が見えず倉庫管理業務がストップしてしまう点はデメリットとなります。

製品検討の際は、導入実績や、サービス提供者の障害対応状況を過去のお知らせなどで確認しておくことも重要です。

3 用意されたオプションで自社の要件を満たせるか

クラウド型WMSは、さまざまなオプションを用意しており、利用企業のニーズに対してきめ細かく対応できる仕組みを整えています。ただ、豊富なオプションがあっても、自社で利用しなくては意味がありません。用意されたオプションで自社の要件を満たせるかどうかは必ず確認しましょう。

4 運用期間が長くなるとコスト高にならないか注意

クラウド型WMSは、使い続ける限り月額料金が課金されます。長く使い続けていると、オンプレミス型のWMSと比べてコスト高になる製品もあるので要注意です。例えば、利用期間を5年として、オンプレミス型・クラウド型問わず総コストを計算して比較するようにしましょう。

クラウド型WMSを導入して倉庫業務を改善しよう

クラウド型WMSは、低コスト・短納期で導入できる倉庫管理サービスです。倉庫業務を手作業で行っていると、業務効率はなかなか上がらず、現場作業者の負荷もなかなか下がりません。クラウド型WMSを導入して、倉庫業務の効率化を目指しましょう。

クラウド型WMSの導入を検討する場合は、気になる製品の資料を以下より入手して、比較検討用の資料としてご活用ください。

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