無性に寂しいときの対処法10
長らくお付き合いしていない、最近別れたばかりなど、彼氏のいない寂しさに耐えられなくなってしまうことはありませんか? この記事では、彼氏がいないときの寂しさを紛らわす方法について、恋愛コラムニストのひろたかおりさんに解説してもらいました。
彼氏がいない状態が長く続くと、寂しさを感じて落ち込んでしまう女性がいるかもしれません。
また、彼氏と別れたばかりで喪失感が大きいときも、ひとりぼっちだなと思うとつらいですよね。
寂しいと感じるのは誰かを求めるからであり、決して悪いことではありません。
次の出会いに向けてエネルギーを充電するためにも、寂しさを紛らわせるための方法を知り、上手に乗り越えていきましょう。
彼氏がいない寂しさを紛らわす方法
「孤独だな」「することが思いつかなくてつらい」など、ひとりを実感すると元気が出ませんよね。
そんなときは、楽しい気分転換で前向きな気持ちを持ちましょう。
ここでは意識して取り入れたい、寂しさを紛らわせる方法についてご紹介します。
(1)散歩に出かける
元気が出ないからと部屋にこもってばかりいると、変わらない景色に刺激はなく好きな人の思い出ばかりがわいてくるなど、余計に気がふさぐこともあります。
一歩外に出てみると、新鮮な空気を吸って、変わり続ける景色を目にすることができ、それだけでも気持ちが変わるものです。
普段は歩かないところでも、足を向けてみれば雰囲気のいいカフェや好みの服があるお店などにめぐりあい、楽しい発見があるかもしれません。
すぐにできる気分転換に、散歩を取り入れてみましょう。
(2)料理をする
これまであまり自炊をしてこなかった人なら、料理をはじめるのもおすすめです。
自分で作るご飯は、好きな味つけで栄養のバランスも調整できるなど、いいことがたくさんあります。
続けているうちに得意なメニューができれば、彼氏ができたときに腕をふるうチャンスもありますよね。
料理は好きでずっとやってきた人でも、海外のレシピに挑戦したり調味料にこだわってみたりするなど、新しい楽しみ方を見つけるのもいいですね。
(3)本を読む
ひとりの時間は、読書にもうってつけ。
あまり本は読まないという人でも、本屋さんや図書館に足を向けてみると、今まで知らなかったジャンルで興味のある本が見つかることもあります。
小説でもルポルタージュでも、本は知識を得るだけでなく想像力も鍛えられて心の大きな栄養に。
海外作品や映画の原作など、いろいろな世界に触れてみるのがおすすめです。
(4)映画やドラマを観る
海外ドラマを日本で放送することも多くなった現在ですが、映画やドラマはさまざまな人間模様が描かれていて、その世界に没頭することがいい気分転換になります。
好きな俳優がいるならその人の過去の作品をチェックしてみたり、続きもののドラマなら最初のシーズンからじっくり追っていったり、そんな楽しみ方ができるのもひとりの時間があるからです。
心に刺激を受ければ誰かに話したくなり、友だちと作品について語り合ったりすればいい気分転換になります。
(5)運動する
散歩と同じく、体を動かすことはどんよりとした心の憂さを吹き飛ばしてくれる力があります。
頭を空っぽにして運動する時間は、寂しさを忘れさせるだけでなく心と体を解放してくれることにもつながります。
ダイエットや美容にいいことはもちろん、運動する場にあえて身を置いてみると、まわりの人たちとのコミュニケーションが生まれて新しい人間関係を築けるきっかけにも。
ジムに入会してみたり社会人サークルに入ってみたり、気になる場所があれば積極的に足を向けてみましょう。
(6)部屋の掃除をする
積極的に動く気分になれないときは、部屋の掃除をするなど身近なことからはじめてみるのも、意識を変えるためにはおすすめです。
クローゼットの整理などは普段はなかなか気が向きませんが、あえて手を伸ばしてみるとなくしていたものが見つかったり不要なものが意外と多いことに気がついたり、いつの間にか熱中しているなんてことも。
何よりすっきりと片づいた部屋を見て達成感を得られ、それから気持ちよく過ごせて一石二鳥といえます。
インテリアに凝ってみるなど、新しい興味がわいてくるかもしれませんね。
(7)友だちと食事に行く
親しい友だちとの食事は、何より会話が生まれることで刺激を受け、楽しい気持ちになれますよね。
自分から声をかけるのはハードルが高いと感じる人もいるかもしれませんが、まずは短時間のお茶に誘ってみるなど、コミュニケーションを取ろうとする姿勢が肝心です。
気をつけたいのは、普段から信頼できる人と行くこと。
心がリラックスできる相手を選び、無理せず過ごせる時間を心がけましょう。
おいしいものを一緒に味わい、笑顔で過ごす時間は、心の結びつきを強くする大切な機会です。
(8)SNSに登録してみる
ツイッターやインスタグラムなど、匿名で誰でも参加できるSNSが現代は多くあります。
これまでは見るだけだったけど、時間があるときは思い切って参加する側になるのも、新しいものに関心を向けるいい機会になります。
匿名なら気軽に気持ちを発信できるし、反応があればやり取りをするのも楽しいですよね。
マナーについて問題が問われることの多いSNSですが、だからこそ正しい使い方を学ぶチャンス。
ルールを守り、ポジティブな気持ちで発信していきましょう。
(9)好きなものを見つける
「特にやりたいこともないし……」と時間を持て余すことは、寂しさを募らせることにつながります。
やりたいことは、自分で見つけられます。
これまで興味があったけどいつの間にか忘れていたものや、いつかやれたらいいなと思っていたものなど、思い出してみると関心が向くものがありませんか?
些細なことでも、はじめてみればドハマリするくらい好きになった、なんてよくあることです。
なんでもやってみないことには好きになれるかどうかわかりません。
気が向くものを書き出してみて、はじめられるものからトライしてみましょう。
(10)未来に向かって自分を磨く
ふと鏡を見てみたら、ボサボサの髪にツヤのない肌、丸まった背中。
そんな「疲れている自分」を目の当たりにすると、余計に寂しさを感じてしまいます。
今はひとりであっても、いずれいい人と出会い、恋に落ちるチャンスはいつどこで訪れるかわかりません。
そんな男性とめぐり会えたとき、納得できる自分でいたいと思いませんか?
ダイエットをする、似合う色を研究してみる、服を見直してみるなど、未来に向かって今からできることはたくさんあります。
自分磨きに集中していると、いい人を引き寄せるアンテナもバージョンアップしていくもの。
素晴らしいチャンスを逃さないためにも、寂しさを自分のための時間に変えていきましょう。
これはダメ! 寂しいからといってやってはいけないこと
寂しさを紛らわす方法はわかったけれど、逆にやってはいけないことってあるのでしょうか。
焦りや落ち込みからの行動は、自分を追い込むネガティブな結果を呼ぶこともあるので要注意。
寂しいからといってやってはいけないことについて、挙げてみます。
(1)ひとりで家にこもる
孤独を感じると外に出たり人に会ったりするのが億劫になってしまい、ずっとひとりで家に閉じこもっている。
こんな状態は、気持ちが晴れないことでどんどん気力が衰えていく悪い流れ。
また、刺激がないのでネガティブな考えから離れることができず、いつまでも自分を責め続けてしまいます。
そんな自分に気がついたら、まず外に出ることです。
散歩でも買い物でも、外の風景を見て新しい空気を吸い、体を動かすだけでも立派な気分転換になります。
(2)無理に出会いを求める
ひとりの寂しさを埋めようと、合コンに続けて参加してみたり、マッチングアプリで手当たりしだいに男性と連絡を取り合ったり。
そのときは楽しいと感じるかもしれませんが、心が無理をしていればいずれコミュニケーションを取ることが苦痛になり、中途半端に終わってしまって前よりいっそう孤独を深める可能性もあります。
出会いを探したい気持ちは大切ですが、心と体がしっかり力をたくわえている状態でなければ、いい結果はなかなか引き寄せられないもの。
「今は楽しめないな」と感じたら、ひとりの時間を充実させることに気持ちを向けましょう。
(3)好きじゃない人と付き合う
寂しさに耐えきれないと思うと、たいして好意を感じない男性であっても「ひとりよりマシだから」と付き合ってしまうことがありますが、これは一番おすすめできません。
相手があっての交際は、まず自分がしっかり愛情を向けられてこそ幸せを感じることができます。
いい加減な気持ちで付き合うことは相手に対しても失礼であり、結局本気になれずにさよならしてしまうのは、相手に大きな傷を残す結果になることを忘れてはいけません。
好きじゃない人と付き合うのは、お互いにとってよくないこと。
寂しさからではなく心から好きだと思える人との出会いのために、今は準備する時間だと思いましょう。
寂しさをポジティブな時間に変える習慣を作る
彼氏がいない期間が長かったり失恋したばかりであったり、ひとりで寂しいなと思うのは決しておかしなことではありません。
誰かを求めるからこそ寂しさが生まれるのであって、その気持ちを前向きな方向に向ければ、ひとりの時間を充実したものに変えていけます。
運動でも料理でも読書でも、ひとりを楽しむのはまた誰かと出会うための大切な習慣。
続けていくことで、より魅力の増した自分になれると信じたいですね。
(ひろたかおり)
※画像はイメージです
※この記事は2019年07月30日に公開されたものです