IT仮想化の動きに伴い、様々なインフラがオープン化ならびに仮想化にシフトしてきた。ここに来て、これまではメインフレームが担ってきたビジネスクリティカルな基幹業務システムも、仮想化に移殖されてきている。また、セキュリティや統合管理の観点より、仮想デスクトップ(VDI)を導入する傾向も増えてきた。

業界で唯一、仮想化に特化したストレージであるTintriは、このようなビジネスクリティカル環境の仮想化集約や大規模なVDI環境を安定して運用できる。Tintriを使用すると、10TBから40PBまで簡単に拡張でき、数クリックでスピンアップ、アプリケーションの移動、トラブルシューティングを行うことが可能だ。何日もの時間を要していたトラブルシューティングは、ほんの数分で切り分けることができる。また、日々の運用もストレージ側で自動的に行ってくれるため、企業のIT管理者は日頃の細かいストレージ管理から解放されるだろう。

そんな仮想環境専用のストレージを提供するティントリは、7月に米NASDAQに上場するなどさらなる成長に向けて爆進している。2017年9月21日、同社の成長を支えるユーザーに向けたイベント「Tintricity 2017 Tokyo ~ティントリユーザーの集い~」が、東京で開催された。同イベントには日本国内のユーザー企業から約160人が参加、ユーザー参加型の趣向を凝らしたセッションが多数行われ、会場は熱気に包まれた。

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ユーザーが本音で議論したパネルディスカッション

イベントのなかでも特に盛り上がったのは、ユーザーが参加したパネルディスカッション「~ユーザーさんいらっしゃい!~」だ。パネリストは、あずさ監査法人、スズキ、T&D情報システム、BSNアイネット、三菱電機インフォメーションネットワーク(以下、MIND)の5社。まずはそれぞれの課題と導入の経緯が紹介された。


あずさ監査法人 中林朋亮氏

スズキ
福屋武之氏

T&D情報システム 阿久津昌史氏

BSNアイネット 坂田源彦氏

MIND 藤原正章氏


■あずさ監査法人
あずさ監査法人は、2014年から監査ツールの専用基盤としてTintriを導入している。監査ツールは監査フローを電子的に管理するKPMGグローバル標準のツールを提供するシステムだ。

中林氏はTintriとの出会いについて「バックアップとリストア運用が煩雑という課題を抱えていました。監査にまつわる重要データのロスを防ぎ、確実に復旧できる基盤として導入しました」と話した。

■スズキ
続いて、スズキの福屋氏が自社の環境を説明した。同社は今後のVDI環境の拡大をにらみ、開発基盤のストレージとして2017年4月からTintriの検証を進めている。

「VDIユーザーは1万台規模になる見込みで、I/Oが集中することによるスローダウンが懸念材料としてありました。リソース検討工数や管理工数の削減なども目指しています」と福屋氏。

■T&D情報システム
情シス会社の視点から意見を述べたのは、生保3社を中核とするT&D保険グループのIT戦略会社であるT&D情報システムの阿久津氏だ。同社は、2016年7月にTintriを導入し、太陽生命を中心に本社と全国160拠点で利用するシンクライアントの基盤として活用する。

「本社の600台から拠点の4,300台に拡大する際に、高負荷でも安定したパフォーマンスが出ることを評価して導入しました」と阿久津氏は話す。

■BSNアイネット
続いて、BSNアイネットの坂田氏が経緯を説明。同社は、昨年50周年を迎える老舗企業だ。Tintriを導入したのは2016年で、現在は社内部門サーバ用の仮想化基盤として活用している。

坂田氏は「社員にサーバ作成の権限まで与えていたのでVMが乱立しストレージのパフォーマンスが追いつかず、運用で苦労していました」と経緯を語った。

■MIND
最後は、三菱電機グループをはじめとして一般企業向けにクラウドやネットワーク、アプリケーションなどのITソリューションをワンストップで提供するMINDだ。Tintriの導入は2011年と早く、最近ではクラウドサービスのストレージとして全般的に活用している。

「ブロックストレージでのLUN設計の難しさに辟易としていました。Tintriの簡単さに非常に満足しています」と藤原氏は振り返った。


導入時期こそさまざまだが、Tintriに対する期待度や満足度はどのように考えているのだろうか。パネルディスカッションでは以下のような質問を5名に投げかけ、普段は聞くことができないユーザーの本音が明かされた。

・導入検討時にほかに気になる製品はあったか
・ハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)と比較してどうか
・クラウドサービスとどういった比較を行ったか
・Tintriを導入した効果はどうだったか

今回紹介するレポートでは、上記の質問に対するユーザー企業5社の回答がくわしく紹介されている。また、約3,000台の仮想マシンが稼働するITインフラ基盤上でパフォーマンスを食いまくる"モンスターVM"に頭を悩まされていたセガゲームスが、Tintri導入でノイジーネイバー、可視化、可用性、バックアップの頻度といった課題を一挙に解決した事例についてもあわせて紹介。他社のストレージ製品と比較・検討した結果、Tinrtiを選んだ決め手は何だったのか、Tintri導入後、どんなメリットがあったのかを詳しく説明している。仮想化環境の運用管理に課題を抱えている担当者は、ぜひ一度本レポートをチェックしてみてほしい。

Tintricity 2017 Tokyo ~ティントリユーザーの集い~

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Tintricity 2017 Tokyo
~ティントリユーザーの集い~

・【事例1】"モンスターVM"を倒して平和な世界を手に入れたセガゲームス・・・P.2

・【事例2】新ビジネス「Racdes」を開発したワールドビジネスセンター・・・P.3

・ユーザーが本音で議論したパネルディスカッション・・・P.4

・AIを使ってコマンドもAPIも不要になるセルフサービス機能を提供・・・P.7

お問い合わせ先

■ティントリジャパン合同会社
https://tintri.co.jp/inquiry

■ノックス株式会社
mail: nox-plus@nox.co.jp
tel: 03-5731-5551

提供:ティントリジャパン、ノックス

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