上新電機、EC売上は14.5%減の646億円 EC化率は2ポイント減に

上新電機の2024年3月期におけるEC売上高は、前期比14.5%減の646億1800万円だった。全社売上高は1.2%減の4036億9200万円だった。

 

全社売上高に占めるEC売り上げの構成比は、前期比2.5ポイント減の16.0%となった。前期と前々期は、18~19%で推移していた。店頭販売の回復もあり、2.5ポイントの減少となった。

 

同社は2024年2月から、新しいポイントプログラムを開始した。併せて、実店舗と自社ECサイトの、両方での買い物を合算で集計し、会員ランクを決めるサービスを開始した。

 

今後も、「実店舗」「EC」の連携によるシナジー効果の発揮を目指すとしている。2024年4月からは、ECサイトの掲載商品を、実店舗で受け取ることができるサービスを本格的に開始したという。

 

2025年3月期のECの取り組みとしては、「在庫ありアイテム数」や「掲載商品数」の拡大を掲げている。DX人材育成に向けた外部教育など、教育面の強化にも取り組むとしている。